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広島・岡山 での シーカヤック & その他 を記録します。
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プロフィール
HN:
けいた
性別:
男性
職業:
職人
趣味:
カヤック ウクレレ ピアニカ 漢方
自己紹介:
後期中年の自営業
3シーズンは 海にキャンプへ、
冬は おうちで漢方の勉強、
そんな日々を過ごしています。
今の愛艇は ノーライト シオン。
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いよいよ初冬を迎え、最低気温が一桁の日が普通になってきました。
仲間がいればまた別ですが、寒さにはてんで意気地なしの僕には
基本的には濡れる事が前提のカヤックツーリングに、
ノリ気が起きない時期になってきたとも言えます。
なので「プーリーの塩梅」と「サイドキャリアの具合」の検証って名目で、
この11月15&16日の週末は、
「GWにカヤックで訪れた、とびしま海道の航路を辿ること」と、
「前回のキャンプですっ飛ばしてしまった大三島をはじめ、
 まだまわれていない自分の航跡への探訪」を目的に
スクーターツーリングとキャンプを楽しんで来ました。

いつもの如く土曜の出発は13時を過ぎての話です。
今回は初めて、自作ステーを介してサイドバッグを搭載してのツアー。
やはりバッグ☓2追加の効果はテキメンで、前回の今治行きに比べて
積載時にパズルのピースを組み上げるような、頭の捻り方は一切不要です、
まあ停車時の押し歩きは非常に重いですが、これは文句を言う方が間違い。
ところが車体への固定方法が甘かったようで 出発直前のチェックで、
アチコチにガタツキが…見なおして手直しする間に時計は13時30分に。
そんなで少し時間が押しましたがまずは出発 R182を南下します。
晴天は高く絶好のツーリング日和!しかも無風だったので
今日選ぶべきはカヤックだったかな?と少し後悔、芦田川も美しく見えます。
道なりに進んで田尻を越えていくと、鞆の街が見えてきます、

西陣の裏町にも似た 小狭い道を抜け、沼隈の山を越えトンネルを抜け、
田島、百島を沖に眺めつつ、海岸線に沿って常石造船を過ぎ、
尾道花火の時の出港場所にした、浦崎の端の戸崎に到着します。

ここまでで1時間、クネクネと海岸線をトレースした割には
距離も速度も稼げた様でR2を進んだのと15分程度の違いです、意外。
さてここから対岸の歌への移動はフェリーに乗る事にします、
実は今回はいつも横目に見ていたフェリーの利用も趣旨の一つなんですね。
桟橋につくと残念 丁度出たばかり… って、あれ?戻ってきた??
このあたりは小規模経営の融通ってのを利かしてくれたようです、
とても助かりました けど ホンマにエエのん?。
向島に渡ったら、尾道大橋を使わずに そのまま真っ直ぐ西に向かい、
尾道市街側に戻るのにも、同様に渡し船を使います。
とは言え、このエリアでの渡し自体は初めてでは無いので、
今回は「趣向を変えてみようか」って事で、いつも御世話になっていた
アイスクリームで有名な「からさわ」直近の降り場に着くフェリーではなく、
JRの直近に着けてくれる会社の船を使う事にします。
たかだか渡し船に乗っただけですから、船旅ってノリでは無いのですが、
ず~っと陸路を走り続けるのとは なにやら目先が変わって、
これはこれで面白かったですな。

ここからは糸崎、三原と 交通量が多く流れの早い街中を走ります。
ここでハイスピードプーリーの有り難みが実感出来ました、
「かろうじて」ですが、流れを邪魔せずに進めました、いや有り難い!
三原の帝人の工場前を曲がり、筆影山の麓の「見晴らし温泉」を越えて、
竹原まで「エデンの海」と称されているR185の海岸線を走ります。
これまで素通りしていた竹原の町並み保存地区にも寄ってみましたが、
かなり日差しの角度が浅くなってきました、時計を見ると16時前、
ゆっくりしたい所ですが、ここはチラ見程度にして先を急ぎます。
そのままR185を進みます、この辺りはGWに一度来たと言っても
海側から陸を見ただけですから、今回の逆の視点では「見知らぬ海」です。
島影、山立が僕の知らない顔ばかりで、新鮮さと少しの不安に浸ります、
まさに一人旅の醍醐味ですなあ 私気儘にハンドル切るの。
そして路面には、例の「黄色い煉瓦」ならぬ「空色の道しるべ」が…

さてその道しるべ情報によると、安芸津大橋が近づいて来たようです。
渡って島に入ると店が無い可能性が大です、お酒と副菜を確保する為、
安芸川尻駅の傍のユメマート(ユメタウンの平屋版?)に立ち寄ります。
寒いのでビールは止めて芋焼酎のちょっと良いのと、ゲソ天を購入、
時刻は16時40分、空は夕映え、日没まで30分を切っています。
きれいっしょ?

安芸津大橋へのアクセスは非常に分かりやすくスムースに到着。
料金は50円 やすっ!そして渡った先は下蒲刈島と言う事になります。
いよいよ薄暗くなってきたので、大急ぎで泊地である梶ヶ浜に向かいます、
島の外周の1本道なので迷い様が無い分、キョロキョロしないで一直線です。
結局到着時には日没時間を過ぎておりドンドン周りは暗くなるのですが
幸いサイト内には幾つもの街灯チックな明かりが有って、
作業する手元は十分な光量が確保出来ていました。

ただうっかりしていた事に、砂浜でのキャンプならペグは手で押し込めますが
今回はまともな地面なので素手では歯が立ちません、ハンマーが必要です。
自立式ならペグ無しでも良いか ですが、今回は積載量チェックの為に
わざわざ嵩張るワンポールテントのmini200を選んで持ってきましたから
ペグ無しではどうにもなりません。
さあどうしよう?横の砂浜に移動して仕切りなおすか?とも思いましたが
スコップをハンマー代わりに何とか格好を付けられました。
その手間で時間を食いましたが、ワンポールタイプのテントの
設営自体には何とか慣れてきて、かなり段取り良く立ち上げられるように。
毎度思うのですが mini200は嵩が高い代わりに2人が寝れるだけあって、
ソロユースでは誠に広い!その分キャンプ用品のテント内収納が早く済みます。
なにしろ荷物をポイポイ放り込んでも、まだ床が余ってますからね、
これがソロだと、置き場所を整理して 次の荷物に掛かって…の繰り返しに、
意外と時間を食っちゃいますから、まあ携行性とのトレードオフって事ですね。
一通りの設営が終わって、さあ御飯にしようかと時計を見ると まだ18時前… 
秋は夜長ですなあ、トップリと昏れてるんですけどね。
肌寒いのでラーメンとゲソ天の献立、買った赤飯は食べきれそうになくストックに。

食べ終わって18時過ぎ、自宅に「無事ですTEL」を入れます が、圏外?
繋がるし向こうの声は聞こえますが、コチラの声は届いて無さげです。
沖浦ビーチでもそうでしたが、キャンプ場はそういうモノなのかなあ です、
まあ着信履歴は残っているだろうし、無事は確認できているのだろうけど…。
さて このままアルコールを摂れば、サンセットビーチでのソロキャンプ同様に
20時には寝てしまうパターンだろうし、それは些か時間が勿体ない様に思えます。
ならば遠くはない(と言っても、往復約50kmの、約2時間足らずコース)し、
呉の駅前方面に行って、改めて自宅に電話をする&潜水艦を見に行こう!と
バイクに跨ります、これまたR185の一本道で分かりやすい道行きです。
じつは以前家族で 鉄のクジラ館と大和ミュージアムに行ったのですが
その際には呉駅の浜側しか回っていなかったんですね。
そのおり大変失礼ながら「ショボイ田舎町だな」と思っていたのですが
今回呉市街地の東側の広から呉市役所にいたるまでの繁華ぶりを見るにつけ
福山以上、いや岡山以上かも と、評価を改めました。
ちなみに進水したばかりの世界最高峰であるそうりゅう型潜水艦四番艦
「けんりゅう」が停泊中との事で、その勇姿を と思って行ったのですが…
係留場所が暗くて、有るんだか無いんだか さっぱり判りませんでした、残念。


ぐるっと呉の町を回ってユメタウンでスイーツを食して、
鉄のクジラ館の前で写真を撮って、途中でGAS補給を済ませて、
また下蒲刈島に戻った頃には21時前、良い頃合です。
焼酎を2倍に御湯割りし、ウクレレを弾きつつ晩酌、
良い具合に酔いも回りましたので、23時前に消灯。
翌日は9時15分岡村島発のフェリーに乗りたかったので6時起床です。

続きます
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