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広島・岡山 での シーカヤック & その他 を記録します。
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プロフィール
HN:
けいた
性別:
男性
職業:
職人
趣味:
カヤック ウクレレ ピアニカ 漢方
自己紹介:
後期中年の自営業
3シーズンは 海にキャンプへ、
冬は おうちで漢方の勉強、
そんな日々を過ごしています。
今の愛艇は ノーライト シオン。
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さて後期試験の当日です、受験生達はきっと早起きしてる事なんでしょうね。
僕達も伊勢へのスムースな旅路の為に彼ら並みに早起き(6時起床)です。
と言うのも朝食を提供してくれるカフェに、6:30オープンと同時に入店して
サクっ食べて サクっと近鉄特急に乗るべしってプランだったものですから。
ここはバイキング方式だったのですが、さすが東急ホテル うんまいっ!
更にさすが名古屋、手羽先に小倉トースト、朝カレーもラインアップしています、
どれもこれも美味しくって リンダ困っちゃう状態だったのですが
でも僕的には一等賞に素敵だったのは、コックさんが目の前で焼いてくれた
バターがっつり、生クリームたっぷりの プレーンオムレツでした。
本当は量はソコソコにして とっととチェックアウトする積もりだったのですが
「こんな旨い食事をエサみたく掻っ込んで終えるのは食に対する冒涜よね!」
ってなもんで ゆっくり朝食を楽しんでしまいました。
これも一種の旅先のアクシデントですが、こんなトラブルなら歓迎ですなあ。
一息ついて周りを見ると、後期に出陣すると思しき親子連れの姿が何組か
俺達遊びに来てて スマン…頑張れ!。

チェックアウトを済まし、名古屋駅に戻り、近鉄乗り場に向かいます。
案の定食べ過ぎて腹が重くて歩き難いです。
しかも初めて来た場所なので、結構もたついちゃって
乗る予定の列車を逃してしまい1本後の便に乗る事に。
でもそこは、時間に余裕を持たせたプランを組んでいたので
時刻表とにらめっこした結果、微修正程度で済むようで、ホッとしました。
そこから特急に乗って2時間足らず、宇治山田駅で下車します。
駅前にある三重交通のバス停から、お作法通りにまず外宮に向かいます。
バスは上手い具合に5分ほどで来てくれて そこから約15分で外宮前停に。

…あれえ?僕これまでに何回か伊勢神宮には来ている筈ですが、
この景色には あまり見覚えが有りません。
ひょっとしてこれまで内宮にしか訪れてなかった僕なのに
参拝してもいない外宮にまで行った事に 脳内で創っちゃってたのかなあ?
まあそれならそれでヨワイ50にして初参拝、これもまた善しとしましょう、
この歳までお参り出来ない御縁の下に生まれて来たのでしょう って事で。
無事 初参拝を終え、「をを、ここに古い御社が有ったのか…」と
一昨年の式年遷宮で空き地になった御宮の跡地を眺めます。
次に帰り道の右手に鎮座されている別宮をお参りしようと玉砂利を踏みます。
… と 見ると、あれ?遷宮は終わった筈なのに、檜の香も芳しい
真新しい御社の隣に、風宮さんでだけ職人さんが立ち働いています。
伺ったトコロによると、何しろ伊勢の神域だけでも膨大な数の御宮が有って
その為 式年と言っても その年中に終る訳では無く、全てが終わるのには
2~3年は掛かるとの事。
ちなみにこの風宮が最後のお社で、彼岸頃に古い方の御宮の分解と
新しい御宮の工事が完了する予定だとかで、名古屋のお城に続いて
これまた滅多に見られない貴重な見聞を得る事が出来ました。
まだ時間に余裕が有ったので、鳥居から入ってスグのお池の傍にある
式年遷宮記念「せんぐう館」を 折角来たのだから と、見学します。
正直 全然期待していなくって、只の時間つぶしの積もりだったのですが
いや~ これが面白い!今回は見学先での収穫に非常に恵まれた旅行です。
日本神道の世界観や、奉納される数多の工芸品の歴史と技法の紹介も
非常に面白かったのですが、何と言っても圧巻は「外宮正殿原寸大模型」で、
例えイミテーションとは言え、本物の御神殿と全く同じ技法で建造された
正殿の1/1モックに、当然ですが 本来なら許されない程の間近にまで寄って
眺める事が出来るのですから 非常に良い経験が出来ました。
また決まった時間にキュレーターさんが、10分ほど解説して下さるのですが
その終了後 個別に質問に行くと、まあ嬉しそうにってか楽しそうにってか
語って下さる事!このお仕事が好きなんだろうなあって事が
アリアリと見て取れて、ここでもまたこの施設への高感度がUPしました。

次に向かうのは 内宮です。
先程下車したバス停から再び三重交通に揺られて10分ほどで到着です。
神宮会館前で下車して、おかげ横丁を突っ切って 内宮に向かいます。
時計を見ると11時30分… 道理で腹が空いている筈です、
ここで食すとなると やはり名物の伊勢饂飩しかないでしょう!って事で
「ふくすけ」さんに腰を下ろしました。
オーダーは「カレー饂飩」「松坂牛饂飩」「伊勢饂飩」の3種類、
これをシェアして、食べ比べを楽しもうって魂胆です。
結果から言うと、カレーは普通、松坂はイマイチ、普通の伊勢饂飩が
一番美味しかった様に思います。
お出汁っていうか、タレっていうかが真っ黒でギョッとさせられるのですが
ほんのり甘くて旨いんですねえコレが、全部飲み干しちゃったくらいです。
あーっ こんな事なら全部伊勢饂飩にしといたら良かったーっ と
こんなボヤキも 又 旅の楽しみでは有りますな、いやそれにしても
味噌カツと言い、伊勢饂飩と言い、今回は蒙を啓かれる事が多い旅です。
ご馳走さま とお店を後にして、土産物屋さんを冷やかしながら
赤福の本店さんを右手に曲がると真正面が内宮の鳥居です。

実はバスから降りてから ずーっと違和感があったんですね、と言うのは
僕 うちの奥さんと結婚前のH3に来てる筈なんです おかげ横丁に。
でも確かその時の記憶では、劣化コピーの原宿って風情の
正直言うと「よくある田舎の痛い観光地やなあ」って印象だったんですね。
でも今回来てみると、なかなかレトロにシックに町並みが統一されていて
若干あざとさは感じるものの、上手い演出ねって感じになっていたんです。
あれえ?僕の記憶もイイカゲンダナアと思っていたら
なんでもH5に赤福さんの呼びかけで町ごとリニューアルしたそうで…
をを 道理でね~ まだボケてなくって良かった。

胸を撫で下ろしつつ、五十鈴川に掛かる宇治橋を渡ります。
(後期試験の日ですが… 後期当日・後篇に続きます)
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