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広島・岡山 での シーカヤック & その他 を記録します。
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プロフィール
HN:
けいた
性別:
男性
職業:
職人
趣味:
カヤック ウクレレ ピアニカ 漢方
自己紹介:
後期中年の自営業
3シーズンは 海にキャンプへ、
冬は おうちで漢方の勉強、
そんな日々を過ごしています。
今の愛艇は ノーライト シオン。
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目覚ましと同時に6時に目覚めます、日の出は40分なので
まだ薄暗い外に這い出し、とても綺麗にしてあって
無料で使うのが申し訳ないくらいのトイレを借りに行きます。

昨夜は就寝時はアルコールのお陰で体温が上がっていたのですが
酔いが覚めたらしい深夜1時過ぎ位に寒くて目が覚めました。
オーバーズボンを履いて、コートをシュラフの上から被る事で
体温の拡散は防げそうですが、芯が冷えているようで寝付けません。
ここで残しておいた赤飯を燃料に投入、15分位で体が温まってきます。
うとうとし出すと今度は浜風が結構強く吹き出します。
フライのバタ付きが喧しい程でしたから、
サイトでのペグ打ちを諦めて、砂浜に移動していたら倒壊していたかも
思わぬ用途でスコップが役に立ってくれて助かりました。
あれだけ深く刺さっているから大丈夫でしょ と、呑気に眠りの中へ…
そんなでトイレの帰りに、さあ大丈夫でしたか と
テントの周りを1周してチェックすると…結構ペグは浮いていました。
次回はハンマーで と 自戒は浜で と、柑橘の島だけにライムで反省。

例によって朝食はパンですが、冷たいモノを口に入れるには
気が進まない寒い朝だったので、湯を沸かすクッカーの上で温めます。
これが思いの外いい感じになりました、季節を問わず次回からはルーチンですな。
約35km先の岡村港から9時15分発の大三島の時計で言えば5時の方向に有る
宗方港行きフェリーに乗りたいので7時30分には出発したいな でした。
余裕だろう と思っていたら、テントの撤収は速く出来ても収納に手間取ったり
パッキングはすぐに出来ても固定を再度やり直したりと、
結局予定のギリギリで出発です、タイムマネージメント 要再考ですな。


ちなみに今回のツーリングの全行程は ↑ こちら、
「赤」が15日の日中、「橙」が同夜、「緑」が16日の動線です
そして今日の前半は下蒲刈島からスタートして、とびしま海道七島を周遊します。
次の上蒲刈島に渡る蒲刈大橋はキャンプ地から3分程走ると登り口に到着しますが、
ここから全島周回道路の南側を進み、GWの航跡探訪を始めます。
気候が良い時期だからなのか「とびしま街道オレンジライド」と銘打った
ライディングイベントが行われており、途切れる事の無い自転車達の列に混ざって
結構強い横風に煽られつつ、僕も島内を走ります。
なおこれらの島々には、走っている最中に目を楽しませてくれる様な
「見所」と言う程のものは特には有りません。
あえて挙げるとしたら、大崎下島の御手洗地区での古い漁師町っぽいモノの
町並み保存に努めている位ですか。
でもそんなのは ずっと由緒も有り歴史も長いものが竹原にも鞆にも有ります。
それよりも多美島を背景に、山肌に張り付くようにして営まれている
蜜柑等の段々畑の風景こそが、ここでしか見られない貴重なモノのように思えます、
もっともそれで観光地として勝負していくのは、作戦が難しいのでしょうが…。
 
そしてこんな所にまでYellow Brick Roadならぬ、青いペイントが… 
でも島内は一本道ですから、この表示が無くても行き先には迷わないのでは?

なお右の地図の赤い線&青い〇と◇はPC上で僕が書き込んだもので、
赤が進んだ経路、青〇がキャンプ地、青◇がゴールです、約40kmの行程。
GWの時はこの地図のホント右端、岡村島の東岸を北上して竹原に帰りました。

いよいよ最後の島、岡村島に入って暫く進むと、昔のフェリー乗り場でしょうか?
使われて無さ気な乗船待合所が… 
いやいや、実はこれが目当ての乗り場だったりしたらコトだから と調べます、
… 返事が無い、ただの屍のようだ。
ただその建屋の横に柑橘類の無人販売が設置されており、
瑞々しい檸檬が9個も入ってて200円(普通4個300円位でしょうね)と、
福山では考えられない値段で置いてあったので思わず買って帰りました。
帰宅後輪切りにしてソーダ水に浮かべてみると… 
ええっ?檸檬ってこんなに鮮烈な香りがするものだっけ!?と ビックリ。
サンキストとは全く違います、こんな事ならライムも買えばよかったなあ。
次の機会にはもうちっと買って帰って 患者さんにもお分けしようっと。
そんな檸檬の底力も知らずにさらに10分足らず走って、
今回の前半戦のゴール、岡村港に計算より早い 8時45分に到着。

券売機でチケットを買って、缶コーヒーで暖を取りながら待つこと暫し、
なかなか大きなフェリーがやって来ました。
僕の他には、乗用車2台、自転車1台が今回の乗り合い客達のようです、
その内の名古屋ナンバーの熟年カップルに見覚えが… だれだっけ?
うーん思い出せない、患者さん?と首を捻る内に搭乗を促されます。
僕のスクーターは荷物満載過ぎて不安定との事で、
乗員さんに「自身で転倒しないように番をして頂いても良いですか?」と。
「あー 全然問題ないっすよ~ デッキの方が潮風にも当たれるしね~」
俺ってナイスガイ。
出港すると 正面に前回のキャンプ地である大浜公園が見えます。

その後GWにランドマークになってくれた大崎上島の清風館を見ながら
大下島の西岸を北上し北端に至るとソコで右折、
右舷にいた僕の正面に来島大橋を見ながら間も無く宗方港に到着します。
進む方向をナビで確認して、さあ行くか と振り返ると
先程走り抜けた とびしま海道が連なって見えます。


さてタイムテーブル的には「大漁」さんの予約ノートに記名に行くのが最初です、
つまりは真ん前の大山積神社を目指して走る事になります。
その道中に「伊東豊雄ミュージアム」と「ところミュージアム」が有ったので
覗いてみました、ホントは前回チェックを入れる予定でしたからね、
でもやっぱ判んないですコノ手のゲージツって… 。
やっぱり僕には神社仏閣の方が分かりやすくて楽しめます、保守的ですまん。
 
そんなで宗方に着いたのが9時40分、そこから大漁さんまで
約20分掛かったので時計は10時を回っています。
11時30分からの開店だと言うのに前で待っている人もいます、
おや?フェリーで見かけた熟年カップルの姿も見えますね。
僕も と、名前を書くと… 何じゃこりゃ!?
40人キャパの店なのに、既に最初の3グループでキャパオーバーです。
僕は25番目、順当に考えれば4回転目のグループになりますから
大体2~3時間待ちってところでしょうか、一気に気が削がれました。
嫌味な言い方ですが、この店は海傍立地ではありますが
「魚を安く食させる食堂」なだけで(ハマチ、サーモン、鮪ですからね…)、
「地魚が食べられる」事を売りにしている訳では無いですから、
僕的には、どうしてもココでないと!って拘りは 無いのですね。
そんなで1時間程度ならOKですが、それ以上待つのは時間が惜しいです。
なので自分の中で「開店時間までの1時間半で島の北半分の探訪をする」
「開店時間に戻ってきて大きなキャンセルが出ていれば食事をする」
「待ちがそのままなら、今回は残念でしたにしよう」と折り合いを付けました。

まずは島を横断し、多々羅大橋の袂に来て、キャンプ場を偵察します。
悪くないキャンプ場ですが、横には按配の良さそうな砂浜も有ります。
僕的には、トイレは朝食を買うついでにコンビニで借りれるし、
カヤックツアーの際にはバーベキューをする気は無いし、
これなら浜で充分なように思います、満潮でも大丈夫そうですしね。
それともサイトの管理人さんに「営業妨害だっ!」と怒られるかな?
そして反時計回りに少し走ると、瓢箪島が鮮やかに見えます、
この先にはサンセットビーチの姿がオボロ気に見えています。

更に進むと大久野島が見えてきます。
的場海水浴場から出港した際のランドマークになる
竹原の大きな赤白煙突も見えています。
  
更に走ると大三島の北辺のキャンプ場「盛キャンプ場」が現れます。
トイレ 汚い! 雑草 ボーボー! う~ん 先程の多々羅大橋との
落差がデカ過ぎ… これでギャラは同じで御座います~ by海老市brs. 。
多分  先のサイトのサブ的な立ち居地なのでしょうがないのでしょうね。
そして木に成っている状態の檸檬 そしてその花を初めて見ました。
いやおそらく気付かずに横を通っていたのでしょうが、
この度は時間と気持ちに余裕が有った為、気付けたのでしょうね。
栽培されている方に伺うと、蜜柑と違って、年に3回も咲くのだそうです。

更に往くとカヤックで来た際に陸揚げした、B&G前の浜です。
あの時は観光から戻ってきたら浜が50cm程になっていましたっけ、
その汀だった防波堤の縁をバックに撮るぜ~! と
バイクを浜に降ろしたら、荷が重すぎて スタックしかけて… 
どうにも馬鹿は死ななきゃ の類ですな トホホ。
そのすぐ横には はっかったのっ塩っ!のCMでお馴染みの
伯方塩業さんの工場と、直営の塩湯場が。
でも時間が迫ってきたのでココへの訪問は見送り、神社前に戻ります。

さて店の前に戻ると… そう都合よくキャンセルは出ませんか そうですか。
ちなみに僕は道を挟んで反対側からシャッターを押したのですが
僕側にもほぼ同数の待ち客達が屯っていました、すごいな。
で、例の熟年カップルも 所在無げに その群れの中に佇んでらっしゃる訳です、
「どうもこの分じゃ2~3時間待たなくっちゃ ですね」と話しかけてみました。
『いやホンマですか、かなワンですねえ』…って、京都弁?
  …  ……  あっ!思い出した!!
「あの~御主人、京都のD高校の卒業生でらっしゃいます?」
『はい… そうですけど』 訝しげです。
「あのっ 御主人、昭和41年か42年生まれの学年でらっしゃいません?」
『… なんで知ってんのん??』滅茶苦茶 訝しンでいます。
「僕、40年生まれの学年で柔道部の部長してた針屋です」
『えっ針屋先輩ですか!僕 毛利らとつるンでた 小早川です』
「ををっ そうや~小早川君や~ いやすまんすまん名前が出なんだ」
『それにしても よお僕やとわからはりましたねえ』 … などと
31年ぶりに会った高校の後輩さんと旧交を叙する事が出来ました、
なんでもお子さん方が皆さん独り立ちされた記念に夫婦水入らずの旅だとの事
30分ほど立ち話をしたのですが、あまり邪魔をしても と、
「では僕はこれで」と また先程と同じ道にバイクを走らせ大三島を横断します。

多々羅大橋の大三島側のSAで昼食を…とも思いましたが、
大漁さん程ではないにしろ ここはここで行列、しかも結構お高い。
やめた~と橋を渡り、生口島も通過し、いよいよ回った海路を陸路で辿る旅の、
しまなみ海道辺縁エリアで最後の陸路になる因島の東岸を回ります。
道中空腹に耐えかねて、大漁さんで海鮮を食べ損ねた分せめて気分だけでも と、
地蔵鼻から内陸部に戻った所にある生協さんにて海鮮掻揚げ丼をGet。
どうせなら景色の良い所で と因島東岸北部を巡る「水軍スカイライン」の
休憩所で遠く百貫島を眺めつつ 「御馳走様でした」。
後は向島、R2を通って、帰路に、いや~ 今回も楽しませて頂きました。


さてハイスピードプーリーを組んだ結果の燃費動向です。
約350kmで7.24㍑の消費だったので、大体48km/㍑、
ちなみに前回の今治行きでの数字がザックリした感じで45km/㍑でした。
前回より今回の方が、岬巡り=アクセル全開で35km/hしか出ない場面が
多かった事を考えあわせれば、非常に優秀な数字ではないでしょうか?
一見「向上した動力性能」と「好転した燃費」の両立は矛盾するようですが、
おそらくエンジン側プーリーの「より外周」を使えるようになった為、
スピードが乗った巡航時に、MTで言えば「一段上のギア」に入れたのと
同じ状況になっていると考えれば、矛盾なく両立すると思われます。
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