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広島・岡山 での シーカヤック & その他 を記録します。
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プロフィール
HN:
けいた
性別:
男性
職業:
職人
趣味:
カヤック ウクレレ ピアニカ 漢方
自己紹介:
後期中年の自営業
3シーズンは 海にキャンプへ、
冬は おうちで漢方の勉強、
そんな日々を過ごしています。
今の愛艇は ノーライト シオン。
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9月21&22日に塩飽諸島に行って以来、
台風だのイベントだので1ケ月以上カヤックに乗れていません。
やっと晴れたと思ったら、知らない間に秋が深まっています、
寒い…日暮れが早い… キャンプに行きにくい季節の到来です。
というのも土曜日の仕事に13時まで拘束される関係上
どうしても14時30分より前の出港は難しいものですから、
余裕を持って 17時には泊地に上陸していたいとなると
6km/h × 2.5時間=15kmで自ずと移動距離が
この程度、あるいは その前後に限られてしまうからです。
そんな条件の中で さて何処に行こうかしらと迷ったのですが、
これまで何度も訪れようと思いつつ未だに行けていない
「瀬戸田サンセットビーチ」を今回は目指す事にしました。
夏の長漕ぎの際に上陸した瓢箪島の対岸に当たるので
ホンの近くまでは来ていたのですが今まで御縁が無くお初です。
加えて 以前言挙げした
「大潮の因島水道は どんなものだか見てみたい」の実行と、
更に 前回 生名・岩城島間の海峡を追い潮で漕いだ筈なのに
反対流にやられて ヒーヒー言わされましたので、
じゃあ逆潮の日に漕いだらどうなるよ?を確認しようって腹です、
ちなみに人はコレを酔狂と言いますな。

 

往路のルートは 因島の折古浜を出港し 軍艦のドックまで南下し、
因島水道を生口島の北東角まで北上、
同島北岸を正面の高根島まで西行し、
両島間の水道を約4km南下して到着。
この全行程17.3kmを17時前に到着するように漕ぐプランです。
通常なら吝嗇な僕は高速代をケチって この程度の距離の計画なら
折古浜ではなく、立花からの出港でプランニングするのですが、
今回は折古浜から出ないと 追い潮の美味しい所が堪能出来ないので
財布の紐が緩んだ次第です。

当日は 折古浜に14時前に着、天気は上々 風はほぼ無風。
やはり秋ですね~ まだ昼過ぎなのに日が斜めから差してきます。
そんな日差しに急かされつつ14時30分に出発。
この海域は今年だけでもう5回も訪れているよなあ…
しかし軍艦はかっこいいなあ あっガトリングガン!いかついなあ…
などと思いつつ因島水道を北上します。


この因島水道については景色が「街過ぎて」アウトドア活動的には
何やら「興が削がれるぜ」感が強いよね きっと と、
これまで漕ぎ気をそそられなかったのですが、
実際訪れてみると それは思い込みってモンだったようで、
実際は中々味わい深い 鄙びた島の町景色が広がっておりまして、
「あー これもアリやねえ」な感じでした。
ところで この時間 この場所の海流は2ノット近く出ている筈ですが、
海況はあまり荒れていません、海底がフラットなんでしょうか?
ホンマにそんなに流れてるんかいな と思いつつカメラを取り出し
撮り終わって周りを見ると… 確かに豪快に流されています。
でも追い潮、好天、穏やかな水面…大層快適な漕ぎ味です、
鶴島、亀島の北端あたりでは少し荒れてもいましたが、
まあこれ位のスパイスが無いと 却ってダレちゃうよね程度でした。


さて生名島を過ぎ 生口橋をくぐり生口島の東岸を北上します。
左木・生口・因島のT字の海峡で左に回頭し
真正面に高根島を見ながら生口島北岸を漕ぎ進みます。
好天で気持ちの良い青空なのに遠景がエラく霞んで見えます、
海水温が高いのでしょうか。
そしてこの北岸には例のドルチェ本店があります。
予想では「この海域まで来るのに2時間位かな?」でしたが、
潮に助けて貰って30分以上も短縮できたものですから
休憩がてらアイスを食しに 寄ろうか?どうしようか? です。
大いに迷ったのですが 秋の日は釣瓶落としとも言いますし、
ゴールまで まだ距離も6km以上を残していましたから
ここは手堅く横目に見ながらスルーです …残念だっ。
ここの写真も撮ったのですが 波が多少出ていたからなのか、
それともアイスへの未練からか手ブレで使い物になりませんでした。
 さて北岸の西端の内海造船を超えて左に曲がると
逆光で色がハッキリしませんが「黄色い」高根橋が現れます。
ここまで来たらゴールまでは、もう一漕ぎなのですが、
この橋の下にはややこしいボイルが湧いていーの
すぐソコの瀬戸田港から結構フェリーが離岸しーので、
それぞれ単独への対応なら、どうって事ないレベルですが、
タッグを組まれると 少し神経を使わされました。
細く狭く鉤状に曲がった水道なので そりゃそうよねな話です。


水道を抜けると右手に瓢箪島の特徴的なシルエットが現れました、
時計を見ると16時10分、やはり大潮の追い潮 良い仕事をしてくれます
だいたい僕は2時間半毎=15km毎に休憩を取るのですが
今回往路は17km台ですし 速度も10km/h近くまで
出ているようなので、結局ノンストップで漕ぎ切りました。
最後は潮止まりで少しモタ付きましたが 予定より30分早く泊地に到着。
干潮の潮止まりだったので荷物運びが しんどかったのですが
設営を終え 西の空を見ると…をを!燃えるサンセッ by中村雅俊! 
サンセットビーチの名に相応しくキレーな夕日です。



さて生口島は「島ごと美術館」で、作家さんの気に入ったという
ソコココの場所にオブジェが屹立しています。
そしてココは なかなか結構なビューポイントなものですから、
やはり(意味の なんやようわからん)オブジェが有るんですね。


また ここには木貼りのオサレ遊歩道が設えてありまして
この傍らにテントを張ります。
遊歩道の土台がスロープ状の石垣になっているのですが
石垣の隙間に予備パドルを立てると…
あら なに これ便利 うふふ です、物干しが一丁上がりです。
なお遊歩道の左前方に、瓢箪島が見えていてなかなか乙な景色です。


肌寒い季節なので夕食はカップ麺と握り飯です、手抜きですな。
さて腹も膨れたので ウクレレでも弾こうかな です。
今回は設営場所が砂地か ペグが立たない所なのかが不明だったので
手堅く自立式にした為に外で弾く事になります、
あの狭い中では腰がすぐ痛くなっちゃいますからね。
で、灯りが有る場所に 酒とレレと楽譜台を持っていくと…
明るいのはWCの前だけ… 
雪隠の前で歌い狂う後期中年…
流石にこれは如何なものか でしょ?僕なら通報します。
来た道をトボトボ帰って さてテントの外で弾こうかな ですが、
なんだか興を削がれてしまって ウクレレは今回はナシにしました。
なら秋の夜長を読書で、と思いましたが気がつけば寝ていたようです、
灯りを点けたまま気が付けば24時前、あら4時間近く寝ちゃいました。
用を足しに表に出るとほとんど新月の為、星明りが眩しい位です、
見とれているとオリオンが中天で輝く季節だけあって 寒い!
こらかなわん と二度寝です、しかし9時間睡眠か…寝すぎやな。

続きます
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