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広島・岡山 での シーカヤック & その他 を記録します。
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プロフィール
HN:
けいた
性別:
男性
職業:
職人
趣味:
カヤック ウクレレ ピアニカ 漢方
自己紹介:
後期中年の自営業
3シーズンは 海にキャンプへ、
冬は おうちで漢方の勉強、
そんな日々を過ごしています。
今の愛艇は ノーライト シオン。
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今回は世界的大企業勤務のバラキさんが3連休を取って、
「四国単独渡り&グルメツアー」を敢行されると聞き、
通常の飛び石休しか取れない零細個人事業主の僕は
初日のみ参加と言う形でキャンプを、ご一緒させて頂きました。
キャンプ地は「小島」、ちなみにこれで「OJIMA」と読みます、
場所は真鍋島の四国方面に1つ先の「佐柳島」の西隣りですから
四国本土までは11km、ベースキャンプにするには良い距離です。
行政的には多度津町になるようなので、塩飽諸島に入るのでしょう。
前回は去年の秋頃、僕独りでのキャンプで訪れました、
山が染まりかけでしたから11月初旬かな?約1年ぶりの再訪です。
僕の今回の目的は「アウトドア鍋」「mini200の実地プレビュー」
それと真鍋島の南岸をじっくり見たことがないので、その見分です。

これは僕の軌道

白石・多度津方面への出航は、いつものカブトガニ産卵地から、
時間は14時30分、出港地から小島までは丁度19kmです。

バラキさんは早めの11時に出港されるとの事で別行動。
と言うのも、かつてキャンプをした北木島の楠港傍の浜で無くした
赤いアルミペグを探す時間が必要だから との事。
ただこの「かつて」が一昨年の初冬の事なので… 
絶対みつかんないってば!とは言い切れませんが、
2階から目薬を差すようなモノですから、普通は…なかなか…。
(ちなみに菱の実に足の裏を刺されながら探されたものの
 残念ながら見つかんなかったそうです、御愁傷様です)
ひょっとしてまだお捜し中かな?と岸近まで寄りましたが
舟影が見当たらなかったので、先を急ぎます。
写真は左が出港時の愛艇、今回はコックさん仕様でフライパン搭載、
右が北木の浜、南側は菱が無いようなのですが この写真の北側は…。
ご覧の通り 当日は台風の影響でか曇天で優れない空模様です。
 

佐柳~真鍋島間は航路に当っていますが、幸い待ちはなし、
微妙に逆潮だったのでパドルは重かったのですが、
最干潮を含んだ時間帯の漕ぎなので、波はほぼ無しで味はヨシ。
でも3時間は切れずで、到着は17時40分でした。
上陸後さっそくmini200を設営するのにペグダウンを始めます、
しかし記憶していた以上に平らな所が少なくて悪戦苦闘、
下が砂地な為 ペグの利きが甘く、ポールを立ち上げた瞬間に
牽引力がかかった分のペグ2本飛んでしまい大慌て。
さらにテント内に入って よく見てみると 下が柔らかい為
センターポールの下端がフロアに食い込んでいます、
たちまち破れる事は無いでしょうが不安定な感じなので
浜に転がっていた樹脂板を当て板にして急場を凌ぎました。
そんなでテントが何とか形になったので、やれやれと
荷物を放り込んで時計を見ると既に18時を回っています!
風は大した事がなさそうだったのでガイラインは省略 ってか
薄暮ってきたので、タラタラしてると食材カット等の調理が、
真っ暗な中での作業になりそうでしたので 止むなく省略。
そんなで着替える間も惜しかったので、何ともシュールな
パドリングウェアでの調理と言う絵図での準備です。
一通り用意ができて鍋の煮え待ちの間に、やっと着替えを、
と言うのも、まだ少し早いかなですが寒さ対策に
ロングジョンを着込んだもので脱ぐのが手間だったんです。
ちなみに僕的には暑くも寒くもない着用感でしたが、
一般的にはまだ早いのかもしれませんね。
今回は鳥と豚の寄せ鍋で、締めは卵とじラーメンとしました。
撮るほどの見栄えではなかったので写真は無いですが
なかなか美味しゅうございました、腹いっぱいです。
やはり最高の調味料は 空腹、そしてアウトドアですなあ。
ちなみに食材と調理道具 調理は僕、酒類、甘物はバラキさんと
負担を分担したのですが、
僕の方が得し過ぎかも?まあそこは納税額の差って事で。
ワインを頂きながらバカ話は続き、夜は更け行くので有りました。
写真は「手前から佐柳島、小島、高見島」「小島からの佐柳島東岸」
 

さてmini200ですが 荷物を無造作に放り込んでも問題無く寝れます、
こんな横着したらBUNDOKソロでは足の踏み場すら無くなりますから
やはりかなり広いですね、それに出入りに限らず何かと腰が楽です。
ただやはり当初から予想していた通りの
①寝ると傾斜が強いインナー壁面が、顔に近くて鬱陶しい
②寝返りを打った際にポールに当ると倒れないかと ヒヤッとする
③幕体が大きくてカヤックへの積込が大変   さらに
④自立式だと撤収時中に入った砂を簡単に排除できるが
 コチラは非常に面倒 と言ったNGポイントが目に付きました。
でも
①天井が高いからか(少なくとも今回は)結露はしなかった
②結構強くポールに当ったが 問題は起きなかった
③カーゴに入れず、ドライバッグに入れてリアに外積みしても、
 ロールの邪魔や、風の抵抗にまではならない ので まあヨシ。
④に付いては、撤収の際
まずポールを倒して、ペグを抜いてから、火消しの纏みたいに
ポールを振って砂をドア辺りに集めて捨てる… とかかなあ?
思いついたのが帰ってからだったので 次回試してみます。
それとNGポイントではないのですが、
本来はフロアを固定したペグに、フライの端も固定するのですが、
この際 不均一なテンションを発生させてしまうと
センターポールを倒してしまいそうなので、別ペグを使いました。
時間にして3分程加算ですが、まあ誤差範囲として良いでしょう。
こうやって写真で見るとティピーっぽい雰囲気が中々好ましいです、
そして隣のヒルバーグと比べると背の高さの違いがよく分かります。
 

22日の朝が来ました、遠くに見えているのは南備讃瀬戸大橋かな?
5時30分に目が覚めたのですが、昨夜の酒が残っていてダラダラ。
目覚ましに6時だぜって怒られて起床、例によってパンの朝食。
バラキさんがまだ起きてこないようなのでゴミ焼きをします、
結構北東の風が出ていて今日の航路は波が立ちそうです。
復路の予定は27km、潮待ちで9時過ぎまでレレタイム。
時間が来たので出発です、バラキさんと互いの旅の無事を祈り合い
僕の方は 先ず小島の南~西岸を周ります。
小島、佐柳島、高見島の3島は、本来は鉄分を多く含んだスス黒い
岩で出来た島だそうですが、写真でも判る通りキャンプした浜は
ケイ素を多く含んだ白砂でできています。
小島の周りをグルっと廻ると、確かにこの東岸の浜以外は
不機嫌な感じの黒い岩肌だったり浜だったりですし、
佐柳島の周りも東岸の砂州以外は同様に黒っぽいゴロタ浜です。
どうもこれは「東岸」がキーワードの様で、
上げの時も下げの時も波が常に東南方向から来ていましたから、
白砂は別の島から波に運ばれて来るのかも知れません。
なお写真右はバラキさんはさて置き、自分の無事を祈る僕です。


何でも佐柳島と真鍋島、特に後者は「ぬこの島」で有名だそうで
ハートウォーミングな仕草のニャンコ達を見る事ができるかな?と
期待していたのですが、予想通りの風波で佐柳島東岸北端は大荒れ。
とても写真が撮れる状況じゃなかったので、拝借した写真ですが
下左の写真の様に、雁木の所で数匹のぬこ達が思い思いに
昼寝や散歩を楽しんでいました、楽しんでいたようなのですが、
そのスグ下の白線までドッパンドッパン波が押し寄せてたんです。
心温まる所じゃなく、今にも波に攫われるんじゃなかろかと心配で
見ているこっちは「逃げてー 超逃げてー」って感じです。
でも警告するのに近付きたくても、
カヤックごと雁木に叩き付けられそうで 危なくて とても無理です。
「島のぬこなんだから危険な範囲は判ってる…よ…ね?」と
若干自分を誤魔化しながら佐柳島を後にしました。
当然その続きの真鍋島との間の海峡も大荒れで、
波のフェイスにブレイスを掛ける場面が連続でありーの
頭の上から波を3~4発喰らいーので、結構タフな目に遭いました。
それが真鍋島に近づくと、日は差し 風は止み 波は穏やかに…
写真右は南岸唯一の民家「ペンション三虎」さんですが、
こんな感じに落ち着きました、出るタイミングを間違ったか…orz
なお「島民よりぬこの方が多い」筈の真鍋島でしたが
ぬこは家につくって事らしく、1件しか家の無い南岸では
髭一本といえど、見掛ける事はできませんでした。
これが「犬の島」ならば「いっちょ北岸も巡ろうか」って
話にもなろうものですが、残念ながら愛猫家ではない僕には
そこまでの情熱はありませず北木島に向けて進路を取りました。


そして北木、白石と西岸を北上します。
イメージでは「汚れた海域」だったのですが…アっルエェ?
下の写真は北木西岸の中ほどに有る浜で休憩した時のモノですが
すごく綺麗でしょ?うーん笠岡諸島も馬鹿にできませんね。
なお昼食に食べたPASCOの「ちぎってシナモン」が美味かった~。
ちなみに白石の北岸は民家が多いのと、港湾施設のせいでか
予想通り安定のバッチさでしたがこれは まあしゃあない です。


白石島北岸から、高島の南→東岸と抜けて、出港場所に戻ります。
と チリ紙交換のような割れたスピーカーからの音楽が後ろから…
え?後ろ?海なのに? と振り向くと何やらデコられた船舶が、
よく見ると幟旗だけではなく 神輿らしきものも積んでいます、
ああ天神祭の船渡御と同じく神様を渡しているのね と納得。
調べてみると21日は出港地の向かい側で少し上流にある御社の
神島天神祭という御祭だったようで、見ると結構な人出です。
緑のラインが当初の予定でしたが、渡し口はどんな風だろうと
片道2kmほどの寄り道を少し漕ぎ上がってしてみました。
お練りまでは見れなかったですが、こう言ったイベントを
海側から見たのは初めてで、中々興味深かったです。
翌月曜に患者さんに聞いてみると、僕が見た祭りだけでなく、
備後地方の海際の集落の祭りは21日に多く行われたとの事。
村祭りは収穫祭的な色合いが濃いですから
稲刈り後の10月初旬がほとんどのように記憶していますが、
漁業や海運は星の位置を見て、進路を決めるから
星辰の分岐点の一つである秋彼岸に祭りをするのでしょうか?
なんにしても「へー こんな時期にやるんやなあ」でした。
そんなで船揚げしたのが14時30分、
結局この週末も まるまる24時間遊ばせて貰いました。


記録:キャンプ13/10泊 ・ ぷかり31/30回 今年の目標達成!!
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無題
佐柳島の先はそんな状況だったんですか!風は確かにありましたが、潮流の影響もあったんでしょうね。
私は遅れて出たのもあってか、波を被ることもなく、多度津で楽しんできました。
バラキ 2014/09/25(Thu)21:49:47 編集
無題
こう言うトコロに日頃の心掛けの差が出るんですね
なかなかスリリングでした。
針屋 2014/09/27(Sat)22:46:55 編集


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