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広島・岡山 での シーカヤック & その他 を記録します。
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けいた
性別:
男性
職業:
職人
趣味:
カヤック ウクレレ ピアニカ 漢方
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後期中年の自営業
3シーズンは 海にキャンプへ、
冬は おうちで漢方の勉強、
そんな日々を過ごしています。
今の愛艇は ノーライト シオン。
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続きです「熱放散」と「空気循環」についての工夫の話です。

「熱放散の防止」は上方向と 下方向で、それぞれ考えます。

「下」は「地面への熱放散」と「湿気の気化熱」を防ぐ事になります。

まず「地面への熱放散」、感覚的には「下からの冷気」についてです。
実は「乾燥した空気」と言うモノは非常に優れた断熱素材でして
数値で言うと 熱伝導率が ポリエステルは1.26 綿は2.88であるのに対し、
0.0241 と50~100倍の 断熱性能を持っています。
なので 体温で温もったシュラフの中は真冬でも一晩中暖かい訳ですが
体重で押しつぶされたシュラフ下面は、その他の3面に比べて
空気量=断熱効果が圧倒的に少ない為、熱が逃げ易くなってしまいます。
そこで下に敷くマットによる断熱が必要になる訳です。

とは言えAmazonで調べても、マットは値段もピンキリ、厚みも様々で
冬のキャンプに どの程度のクオリティが必要なのかは悩ましい問題です。
そこで選ぶ際には 断熱材の性能等の表示に用いる「R値」に着目します。
どれだけ床に熱を逃がさないかを表す指標なのですが、
それは計算式熱抵抗値R=断熱材の厚さ÷熱伝導率÷1000」から導かれ
つまりマットの場合 「2倍厚けりゃR値も2倍」であり、
「どんな熱伝導率の素材を使っているかに比例する」って事になります。
ただし同じR値であってもメーカー毎に異なる条件の下で算出している為
「何℃まで暖かで居れるか」が A社では「R=3なら-5℃」とあるのが、
B社では-3℃、また他では「R=5なら-18℃」と
係数に比例してる?ってデーターが出されているのが現状です。
つまり同じメーカーでの商品XとYの性能比較なら信頼できるのですが、
似たようなモノでもメーカーが違えば参考にしか出来ない事になる訳です。

またシルバーシートのR値は、厚さ10mmで0.5程度とされていますが、
これはクッションのスポンジ部分の厚みと、その素材自体の断熱性能から
導かれている数値のようで、アルミによる赤外線の反射については
考慮されていないのではないでしょうか、若干過小評価気味に思えます。
その点について とあるサイトで「倍のR=1で見ても良いのでは?」と
語られていましたが、実感として僕も同感です。

そのような状況なので、厳密な概念ではなく 荒々の話ですが
12月前後に平地でキャンプする場合(最低気温0℃前後)の、
具体的な合計R値の目安としては「4前後有れば充分」が相場の様です。
そしてこの物差しで、今回の実験で使ったアイテムを眺めてみると
ノースイーグルの「ふんわりインフレーターマット」がR=2程度、
100均のペラペラシルバーシート(ペラ銀)が2枚でR=0.5位として、
合計のR値は せいぜい2.5止まりです、そら寒いわなあ でした。
なので後日 今回のラインアップに加えて、
手持ちのアイテムだけを追加投入して再試をしようと思います。
具体的にはフォームマットは何れも大体「 R=1少々」との事なので
キャプスタのソレを追加してR値合計を4足らずまで引き上げての追試です。
ただこの案だと カヤックは勿論 スクーターでも「積みきれるかなあ」です、
なので高性能&小型&お手頃価格となると、
候補としてはR=3.4の「サーマレスト トレイルスカウト」が最右翼ですね、
これとペラ銀とのコンボで、ほぼR=4ですから必要充分だと思われます。

次に下からの湿気、と言うか 正確には
「水分のインナーテント内への侵入」と「その水分の気化時に奪う熱」の
問題についてです(結露の問題は「上からの湿気」なので後ほど)。

結論から言うと、通常は気にしなくて良いのではないでしょうか。
インナーのグランドの防水性能は、大抵2000mm以上はありますから、
窪地にテントを張っていた、急に豪雨に見舞われた、設営地が水溜りになった、
こんなアンラッキーでもない限り、普通の体重の人の寝姿程度の
荷重による圧では 床面から水が染み出して装備を濡らす事は まあ無いです。
確かに「膝立ちした時の圧力は10000mm相当」と言いますから
そのような際に膝立ちすれば、スポットで浸水するでしょうが、
それならブルーシート等のフットプリントを敷いておけば無問題な訳ですしね。

次に上方への熱放散について。
これはひとえに、シュラフの性能に懸ってくる問題になります。
前述から 空気の層を厚くする程、高い保温力を獲得出来るのですから
保温性能だけで言えば、羽毛なり中綿なりが大量である程 結構な話な訳です。
ただカヤッカーやバイカーとして パッキングまで視野に入れて考えると、
単純に「大きい事はイイ事だ」とも言えない点が 悩ましいトコロです。
そこで寸法と性能の兼合を判断する際に、性能表示の文言が目安になります。
その性能表示には「最低使用可能温度」と「快適使用温度」があり、
若干メーカーによって表現は違いますが大体似通っています。
このうち「最低使用可能温度」は 実はあまり実用的な数字では有りません。
その意味は「寒さで眠れないが耐えうる限界の温度」との事で
「これを越える環境で使うと凍死しちゃうかも」って話なのですから、
「じゃあ一丁 ホントにヤバイかどうか試してみよう」なんて
危ない橋を渡る必要はないですもんね、電撃ネットワークじゃないんだから。
まあ うちの技術力はここまで行けるゾっ!みたいなアピールでしょうね
「カウンタックLP500の最高速度は302km/h!」みたいな。
なので僕達が着目するべきは「快適使用温度」となります。
その意味は「普通の寝巻で普通に眠れる温度」となっており、
「最低使用可能温度」プラス5~10℃である事が多いようです。
実際例で言うと、たとえばキャンプ場での予想最低気温が「8℃」であれば、
5℃ほどマージンを取って(予想外に寒くなる時も有りますからね)
「快適使用温度」が「3℃」より低い表示の物を選ぶのが手堅いようです。

そしてこの物差しで、今回の実験で使ったアイテムを眺めてみると
所有シュラフ「Snugpak スリーパー0+」は、快適外気温度が0度なので
普通の寝間着で快適に寝れるのは 最低気温が5℃を割らない範囲、
大体3月後半~11月前半位までの時期が守備範囲のアイテムであって
今回のような0度を若干割り込むコンディションでは役不足だった事は、
ペラ銀や、バイクコートを上掛する必要が有った点が裏付けていますよね。
だから今後「1年中キャンプするぞ!ただし平地のみ」って言うのなら
網走の 最も寒い2月の平均最低気温でも-10℃程だそうですから、
「最低使用可能温度」が「-15℃」前後の物 を選べば良い事になります。
例えば「モンベル♯2」の最低使用可能温度は「-15℃」で、
寸法が21×42cm」と 今回のシュラフより「1x7cm」大きいだけなので
バランスが良いよね と言う話になる訳です。

まとめると冬期のキャンプは「低温に対応した寝袋や、寝間着」等の装備や
「地面からの冷気を通さないR値の高いマット」で、
体温で熱せられた空気を テント外に逃がさないのは勿論の事、
できるだけ人体の周辺に留めておく工夫が必要 となる訳ですね。

長くなりすぎましたので、この編はここで切って、
次回に「番外編」として「結露」の問題に触れて締めたいと思います。
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前回ブログの記事「フルメッシュテントでも氷点下は凌げるか?」について
12月13日の深夜から14日未明にかけて行いました実験の結果、
寒がりの僕が0℃前後での環境下でテント泊をするに際して、
手持ちのアイテムのみでは僕のカヤックでの携行可能量では不可ですが、
装備をスクーターで携行できるボリュームにまで上げれば
凌ぎ切れる事が証明出来ました。
しかしフルメッシュのテントを使う事で
「実験を中断こそせずに済んだが、耐寒性の足を引っ張ったのでは?」
「つまりメッシュエリアが狭いテントなら、楽勝だったのでは?」との
モヤモヤが自分的には残りました。
なので「フルメッシュテントが夏を過ごし易い」のは何故なのか?の
考察を通して、シロクロ付けたいと思います byゼブラーマン。

その風通しの良さから、フルメッシュテントのイメージと言えば
「夏を中心とした3シーズン用」が濃厚ですが、その理由はと言えば
まず1つは、体表からの放射熱で熱せられた空気の層を流し去る事 と、
もう1つは、飽和水蒸気圧近くに達した 体にまとわり付いた
空気の層を払い、気化熱が奪われ易い状態を作る事 です。

ここで夏にフライを閉めきって密閉空間としたテントの中を想像します。
したがって たとえインナーテントがフルメッシュであっても、
その風通し能力は当然に、キャンセルされてしまっているものとします。
体温=熱源により、室温以上に暖められ軽くなった空気は テント上部に登り
替りに比較的温度が低く重い空気が降りて来る事で「対流」が発生します。
やがて熱源が有るテント下部と テント上部との温度差が小さくなると、
対流の速度は鈍くなり、更に時間が経つと、
人体周辺に淀んだ空気の飽和水蒸気圧が、限界値近くにまで達します。
そうなると汗の蒸散速度も鈍り、気化熱を十分に奪えなくなる為、
体表面の温度は上昇します。
つまり体感的には「暑い空気が体にまとわり付き」はじめた後、
やがて「汗ばんだ肌に下着が へばり付き、ますます熱くなる」訳です、
そしてこのまま鬱熱状態が続くと、所謂「熱中症」の出来上がりですね。

ここで「堪らんっ!」と、入口なり ベンチレーターなりを全開にすると、
大概のインナーテントは天頂部にメッシュエリアを配置していますから
軽くなった熱せられた空気は、インナー天頂部→フライの天頂部→
OUT側ベンチと経由し、外部に逃げてゆきます。
そうするとテント内には陰圧が発生し、フライの裾や 開口部から
冷たい外気が流れ込みテント内の気温を下げると同時に、
体周辺で淀んでいた、水蒸気で飽和状態近くにまでなっていた空気も
トコロ天式にテントの天頂部に移動する事になり、
皮膚表面の汗が蒸発し易くなる事でガッつり気化熱を奪える様になります。
こうして 熱の移動と 気化により、体温が下げられ 快適度が上がります。
この時 一部分だけがメッシュで、そこからしか外気が出入りできない
ファブリックの面積が多いインナーテントと、
全方位から風が進入し、満遍なくフレッシュエアが体を包む
フルメッシュのソレとで、熱と湿気の除去について比較した場合、
有利な方は、言うまでも無く後者になる訳です。

そしてこの考察から「夏季の空気循環」だけに着目すると 理屈では、
フライの裾とインナー壁面との間に隙間さえ充分にあれば、
IN側ベンチレーターは無くても(現に無いモノも有る)良い筈です。
ただしその場合は、外気導入口から OUT側ベンチレーターに抜ける
空気の通り道が直線的なるような形にシビアに設計する必要が、
IN側ベンチが有る機種以上に生まれてくるのでしょうけど。
ところで これまで僕はベンチレーターの立ち位置を 何となく思い込みで
エアコン的なモノとして捉えていましたが コレは間違いですね、
言うならば「団扇」か「開け放った窓」なんですよね。
だから気温について言うならば、基本的には外気温が33℃なら
フルメッシュのインナーで、フライのベンチが全開になっていたトコロで、
テント内の気温は33℃以下に下がる筈はありません。
ただし皮膚温は奪われた気化熱量によって、気温以下にまで下がり得ます。
真夏に綿のシャツを着ていて、大汗をかくほど暑い筈なのに、
シャツが吸った汗で腹が冷えて下痢をした なんて話はよく耳にする所です。

ここまでをまとめると、メッシュ面積が大きい程「より」涼しくなる理由は、
テント内で「より」空気が動く事で、体に纏わり付いた
「熱せられた空気」「水蒸気が飽和状態に近くなった空気」が散らされて、
空気の対流と、気化熱の発生により、皮膚温が下がるからです。

ここまでは夏の話です、次に冬の話に移ります。
暖かく快適に過ごす為には、つまり逆の段取りにすればいい訳ですね、
まず 体温を逃がさないように、言い換えれば熱が籠るようにする。
そしてテント外の冷たい外気の侵入を可能な限り抑えるようにして、
つまり夏の「締め切ったフライの中のインナーテント」状態を作れれば、
フルメッシュテントであっても寒くなく過ごす事ができる訳です。
確かにファブリックのインナーテントなら インナーとフライの間に
1層多く空気の層が有る訳ですから、インナーテント内の温度は、
その層が存在しないと言って良い「擬似シングルウォール」的な状況の、
フルメッシュのテントに比べて 下がり難い事は間違い有りません。
しかし熱放散と、空気循環について工夫をする事で、
フルメッシュのテントであっても ファブリックのテントと遜色なく
厳冬期に使う事が可能だと言えると考えています。
その工夫について「考察編 後段」で述べていきたいと思います。
僕のカヤックの旅の終了時期は例年「最低気温が5℃を割り込んだら」です、
なので今年は12月に入ったとたん終了となりました。
これは一昨年のキャンプ時に、寒いなあ とシュラフの中で震えた翌朝に
大風邪をひいてズビズバゲホゲホになって以降、決めた線引きなんです、
個人事業主が 自己管理の不徹底で寝込むのは、流石に拙いですから。
ただその気候でのキャンプは本当に無茶なのか?工夫の付け様はないのか?と
悩んでもいました、なにしろネオンの巷や、お馬遊びに玉遊びとは、
縁の無い僕にとってキャンプは ほぼ唯一の愉しみ事ですから。
でも去年は「しょうがないじゃん」と諦めてたんですね、
やはり12月にもなって、海水で濡れた上に、風呂にも入らず冷え切った体で
テント泊するのは、あまり堅気の振る舞いとは言えそうになかったですから。
そんなで工夫が付いた所で、カヤックでのツーリングに出動する可能性が
低いものですから、本気で工夫を考えてなかったってのがホントの所です。

それがマジに悩み始めた と言うか、工夫の一つもするか と考え始めた理由は
今年の秋にスクーターキャンプの愉しみを覚えた事が大きいんですね。
スクーターなら雨にさえ遭わなければ、体調の心配をしなくて済みそうですし、
最悪降られてどうしようもなくなっても、カプセルホテルでも何でも
逃げ場が用意できる点からも、家族を説得し易くもありますしね。
とは言え それらはあくまでも緊急避難的な選択なんです、
基本的にはテント泊がしたいんですよ、その方が愉しいですしね。
そこで机上で考えた工夫で、ホントに氷点下でも耐えられるものなのか?
実際に検証してみよう、ただし逃げ場を用意した上で… と言う事で、
衆院選が行われた12月13日、最低気温-1℃の予報の中、
寒くてダメならすぐ風呂に入れるようにして、自宅の庭でのテント泊です。

あわせて「冷気さえ遮断すればフルメッシュでも厳冬期に使用可能では?」を
検証する為、使うテントは「BUNDOKソロ」としました。
日が傾いて寒くなると、このプラン自体に嫌気が差しそうなので、
土曜日の仕事が終わって間なしの14時に設営を始めました、が、
寒い~っ 温度計は3℃を指しています、アルミポールを持つ手が凍えます。
少し気分にブルーが入りましたが、とにかく冷気遮断セッティングをしてみます。
前回のキャンプ時は、最低気温が13℃と初冬にしては大変暖かだったのに
腰周りだけ妙に寒かった事から、今回のセッティングでは
「下方向への熱放散の防止」に気を使う事にしました。
一方 天井方向への放射熱は従来通りの形でも何とかなるかな?の仮定です。

フットプリントは無しでテントを組み、
フロア上に薄いシルバーシート①(アルミ蒸着ロール)をひきます。
その際アルミ蒸着面を上にして体温=赤外線が反射するようにしました。
そして愛用のノースイーグルのインフレーターマットを置き、
その上にもう一枚上記と同じ番手のシルバーシート②を同様にひき、
その上にスナグパックの「下限使用温度-7℃」のシュラフを置きます。
そしてペットボトルに熱々の茶を入れてシュラフの中に転がしておきます、
湯タンポがわり 兼 夜半の飲み物の目的です。

本来ならエアマットの下に、折畳みのフォームマットを仕込んだ上で、
シュラフカバーを使うか、夏用のシュラフの重ね使いをしたい所ですが、
僕のカヤックでは、それだけのアイテムを携行するのが難しいんですね。
おそらくこの先の人生においても、厳冬期にカヤックキャンプを行うような
勇者にはなれないでしょうけど、こんな機会はそうそう無いでしょうから
折角なので「カヤックで携行できる荷物だけでのキャンプは 可能か否か」の
データーだけでも取りたかったんです。
なので些か御粗末な装備ですが、こんなで実験する事にしました。
とは言え、カヤック仕様の装備のみの使用に拘った結果、寒さに耐え切れず、
結局 途中リタイアしてデーターが取れない ってな事では本末転倒ですね。
なのでカヤックのウェアを着込んだまま就寝は出来ませんが、
スクーター乗車時に着る、分厚いコートと、オーバーパンツなら、
着たままで寝袋に入ってもおかしくありませんよね って話で、
「カヤックで運べる現有アイテムでは、氷点下に耐えられない事が判った」
「じゃあスクーター仕様なら耐えれるの?」のって時の 検証の為に、
これら2点は着用はせずに、テント内の片隅に転がして置く事にしました。
それでも耐えられずに庭から自宅内に逃げ戻った時ですか?
もっと限界の高いシュラフ(スパイラルホロウバッグ♯1くらいか?)と、
R値の高いマット(ULコンフォードシステムパッドくらいか?)を、
新規購入して、この冬の内にリトライしてみたいと思います。
いざ設営を終えてみると、いつもとさして代わり映えしない出来です、
ホンマに大丈夫かいな と一抹の不安を残しつつ夜を待ちます。

よーるー by谷岡ヤスジ。
軽く一杯引っ掛けた上で、いつもより長風呂をして体温を上げておきました、
時計を見ると23時、外気温は2℃… ん?1時間前は0.4℃でしたから、
微妙に温度が上がっています、雲が出たお陰で放射冷却が抑えられたのかな?
でも熱源が有るでなし何故だろう?? 不思議に思いながら庭に出ます。
服装も冬の通常のカヤックツアー仕様です、ヒートテックのロングTシャツに、
普通のコットンのスウェットの上下、厚目のフリースの上着を着て、
フリースの靴下を履きます。 
テントに潜り込んでさあ寝るかと30分、微妙に胴体が寒く寝付けません。
体温がシュラフの下からではなくカバーされていない横から逃げているのか?
では と、シュラフの下にひいていたシルバーシート②をシュラフの中に入れ
胴体に巻き付けるようにして寝転がると… ををっぜんぜん違うなあ、
現金なものでスグに睡魔に襲われ、0時頃(たぶん)入眠しました。


寒くて目が醒めます。
フライの外に吊るした寒暖計は-1.2℃を指しています、時刻は04時。
仰向けに寝ていたのですが、体の下面の寒さの方がキツく感じます、
なのでシルバーシート①を2つ折りにしてR値を2倍にします。
まあ2倍と言っても、そもそもモノが薄っすいですからね~ 
R値が0.1から0.2になって如何ほどの違いが期待できる?でしたが
アルミの層が2倍になる事で赤外線の反射率が上がった為なのでしょうか
意外と有効なようです。
そして全身をカバーできていたモノが半分の長さになるのですから、
その範疇に収まるように、横臥位&海老の様に丸まります。
R値が増えたのが良かったのか、丸まって表面積が減ったのが良かったのか
ポカポカ感と眠気が連れもって戻ってきてくれました、再度入眠。

寒くて目が覚めます。
フライの外に吊るした寒暖計は-1.8℃を指しています、時刻は05時。
寝返りを打ったり、手足を蝿の様にこすりますがダメです、
このままでは寝られそうに無いですが、もうこれ以上打つ手も無く、
カヤックキャンプ∨er.は GameOverとし、スクーター∨er.に変更します。
一度シュラフから出て、シルバーシート①と②を元の配置に戻し、
オーバーズボンとコートを着込んでからシュラフに戻り、仰臥位で再度就寝。
重ね着が良かったのか、ゴソゴソ動いたお陰で体温が上がったのか
その辺りは微妙ですが、たちまち体は温まってきます。
ただ体は温かくなったのですが足首から先が寒い、これには若い衆みたく
オーバーズボンを「腰パン状態」にしての対応で解決、全身ホカホカです。
そして次に目が覚めたのは「朝やで」のウチの奥さんの声で、でした。
爆眠していたようです、時計を見ると6時15分。
テントにも庭にも 霜がビシビシに降りています、吾郎さんだったら泣いちゃうかも。
車の上もビッシビシ

以上から-2℃程度までは、05時に行ったセッティングでなら、
スクーターでのキャンプが可能である事が判明しました。
あとはどれだけ僕自身が根性を出せるかですが、これが一番脆弱だったりします。

次回に今回の実験の考察を書きます。
目が醒めました まだ暗いですが時計は既に6時、いつもの起床時間です、
30日は暖かい朝で 目覚め爽やか、さて今日どうするかを決めなくちゃ です。
①「魚島諸島に遠征」
②「船折瀬戸へのリベンジ&能島漕ぎ上がり」の両者の内
どちらかにしようかな と朝食を摂りながら絞り込みに入ります。

①は 「し~らな~い~う~ううみ~を~」漕いでみたい その思いです、
まあ小僧達がポケモンをコンプしたいのと同じ心理ですな。

②は 今年の夏に、船折瀬戸について「怖いから もう来たくない」と、
弱音を吐いてしまった事に忸怩たる思いが残っているんですね、
これを克服したいってのが一点。
あと上記と同日に 鼻栗瀬戸で逆潮に難渋させられた折に、
エディの読みと そのキャッチが甘くなっていた事と、
漕ぎ上がりの際のテクニックを忘れてしまっていた事について、
後から「ああすればよかった、こう漕げば良かった」と思い出しては
結構悔しい思いをしていたんですね。
この思いを成仏させようか、どうせなら より難易度が高そうな所で…
ヨシャ 能島の横の狭くてキツイ方の瀬で行ったれ ってのがもう1点。

①だと逆潮の中で約50km… うーん、これは体力的に流石にキツそうです、
日没までに撤収できそうにない上、夕方に雨が降る予報が出ています。
やはりこの海域は来年の初夏以降の楽しみに取っておきましょう。
そんなで30日のプランは「鵜島1周後、弓削大橋をくぐって帰る」に決定。
再度掲出

積載が完了したのが7時15分、沖浦から船折瀬戸までが約30分の距離、
この時間帯は西流かつ北流なのでこの海路については追潮になってくれます。
但しいくら小潮とは言えども 時間的には、最も潮流が激しい時間帯です、
鵜島の北東端が近付くにつれ、オラ何だかドキドキしてきたぞ です。
伯方島側のエディ、つまり船折瀬戸キャンプ場の真ん前でスカウトします が、
静水プールではなく、グルグル回されて 油断すると弾かれそうなポケットです。
写真左はそこからの最檄潮部のショット うーん凄さが伝わんないなあ…。
兎に角 一旦バウを上流方向に向けてストリームインからフェリーグライドで
渦がグワグワ沸いてる所の手前でバウラダーを入れて突っ込むべし… の積りが
あらら 手前の渦に回されて、ラダーを入れてないのに本流に入ってしまいました。
こっちはこっちでボイル沸きまくり、渦巻きまくりで、なかなかにスリリングでしたが
最大デンジャラス部のヤヴァさには程遠い「適度で」「快適な」スリルでした、
僕がこのたび克服したかったのはコレじゃあなかったんだけどなあ トホホ。
右の写真は本流からストリームアウトして鵜島側のエディに入った時のもの、
写真中央にヤヴァそうな渦と、キャンプ場が写っている筈です、見難いけど。

見難いのでアップ ↓             グリっと頭を左に巡らすと ↓ 大島大橋が。

「じゃあなかったんだけどなあ」と言った所で、デンジャラスゾーンまで戻ろうにも
僕の力では漕ぎ上がり切れそうにはありません、って事は再突入するには
鵜島をグルッと一周するよりありませんが、そこまでは酔狂にもなれません。
仕方ないので「折角だから」と、遡上可能限界点な所まで近付いて
再度ストリームイン、プチジェットコースター感覚をもう一度楽しみました。
まあ船折についてはコレでよし とします。

さて見近島と能島の間に漕ぎ進みます、ココは海流が勢いを殺しあうのか
微妙に渦を巻いていますが ほとんど流れは無く、瀞場と言って良い状態です。
ここで北を向いて ↓ 見近島、南を向いて ↓ 能島の東の瀬を写真に収めます。
爽やか~な 見近島界隈の秋空に比べて… どーなってんの?これって、
何だか能島を抱く 宮窪瀬戸の空が不穏な空気を孕んだ様な空の色です、
「ホントに出来んのかぁ」との不安が、いや増すってモンです、
「エライ目に遭わせてやる」と、海に言われてるような気がしてきます、
そして精神的発汗で眼鏡を曇らせている「渋い中年」ではなく、
「渋い顔をした中年」のワタシです、マジ不安でしたから。

ビビリながらソロソロと瀬に近付いていきます。
以前の大潮の時に来た折はリップに吸い込まれる感じでしたから
今回は跳ね返される感じか?と、手前から加速を付けて飛び込んでみると…
あれ?逆潮と見てハッキリ判るエリアに スポっと一艇身半程入れちゃいました。
なんだよおやっぱ小潮じゃこんなもんか、ビビって損しちゃったぜ と漕ぎつつ
能島を見ると…前に動いています、んな訳は無い、やはり潮に戻されてます。
うわあ 鼻栗瀬戸と同じだア、しかしあちらほど複雑なエディやボイルが無いので
逃げ場を拾いつつ進めません、力漕ぎに漕ぎ上がるしか手が無さそうです。
さらにピッチを上げつつ 出来るだけ遠くにパドルを刺します。
景色は止まりましたが、後ろには流れません、まだパワーが足りない~。
仕方ないので反則技です、刺したパドルを引く際にボート競技みたく
背筋をフルに使って胴体を反らす様にして、ガッツンガッツン漕ぎます、
川船なら1パドルでスターンが喰われて前に進まない、悪くすれば沈ですな。
でもこの度は長ーくてボリュームタップリのお尻が素敵なシーカヤックです、
10パドルほどで急に すい~っと進みが速くなります… 瀬を抜けたようです。
急いでエディをキャッチして、振り返って今抜けた瀬をパチリ。
「やった~」と喜ぶ顔を自分撮りで パチパチリ、年甲斐も無く嬉しそうな顔でしょ?
ええ嬉しかったんです、眼鏡は体温上昇による発汗で曇っていますが。


ところで今回のウェアについて少し。
今回のコンセプトは「さっと着て さっと脱げるウェア選び」でした。
と言うのは、冬になると生来のモノぐさに 寒さが輪を掛けてしまいまして、
小春日和ってモノも有ろうに、例年全くカヤックから離れてしまいます。
これが如何にも惜しい と、何とかならんか? と、悩んでいまして、
これへの回答が「ウェアの脱着を簡単にしたら気安く海に出るんじゃね?」
だったんですね。
つまり 水の浸入を防ぐ為なので文句を言う筋合いでない事は判っていますが、
首や袖口の強力な締め付けの ドライやセミドライを 着て 脱いで しかも
震えながら身体を拭いて… これが海から遠ざける要因じゃないの?と。
普段着の上から ササッと着て タタッと漕いで パパッと脱いで撤収、
これで行ってみよう と、今回試してみたんですね。
具体的にはジーンズに、化繊のロングTシャツの、正に「普段着」の上から
「下:ソックス付きチェストハイウェーダー→M寸の僕ですがゆったり3Lを選択
「PDF」
「上:完全防水のポンチョ→ゆとりmax、PDFの上から着てもまだ体が遊ぶ」
「スプレースカート」の順で装着します。
ただしこのポンチョは所詮雨具、袖はゴム&ベルクロ程度のガードなので
100均で買った、ガーデニング用だったかな?防水素材の袖抜きで覆って
袖口からの海水の浸入を防いでみました(上の右端の写真の緑のソレです)。
さて評価ですが、海水に濡れる事は全く無いです、脱着も大いに楽で早いです。
着心地もユッタリと快適(そりゃ上下とも メチャオーバーサイズですからね)です。
問題は透湿素材でない為、かなりムレてしまう事です、
横着してパンツを普通のトランクスにしていたらグッショグショになりました、
海水は全然浴びてないのに、かいた汗のせいで
漕いでいる時は気にならなかったのですが、上陸時には結構寒いくらいでした。
が、そもそも海パンを穿けば無問題な点ですし、
ちょっと漕いだ位でそこまで発汗するのも気温が20度だったからと思われます。
仮に冬でも汗をかくほどだったとしても、余程酷い酷い状態でもなければ
着替えずとも帰れますからね、海水で濡れたままで車に乗るのは願い下げですが。
もっともロールをしたら、さすがにポンチョ内にはそれなりに海水が入るでしょうが、
ウェーダー内には、PDFで締めている事もあって、まず入りそうには無いです、
そりゃ沈脱したら、ビショるのは当然ですが…まあ瀬戸内海で沈脱はないでしょう。
そんなで今後の冬場のウェアとしてのこの組み合わせ、結論としては合格です、
念の為パドリングジャケットとアンダーの替えは携行しようとは思ってますけど。

さて週末の話に戻ります、息が整うまで3分ほど艇上で休憩して、先に進みます。
小潮とは言え ルートの都合上、相変わらず午前中は逆潮で漕ぐ事になるので
船足はドン亀ですが、気温といい天気といい、ホントに明日から師走なの?
ってくらいに素敵なカヤック日和の中、ゆっくりと でも ゆったりと漕ぎ続けます。
燧灘を約3時間ほど漕いで、佐島南端東側の浜で10分ほど休憩します、
時計を見ると12時前です、小腹が減ったのでゼリー飲料を1つ使います。
浜に座って魚島方面を見ると、釣りの船 船 船… 魚群に群れる鳥の様です、
なんだかミャア ミャアと声が聞こえてきそうです。
  

先週伺えなかった大黒丸がある弓削港を過ぎ、約7kmの海路を
1時間半かけて漕ぎ、折古浜に戻ります、この頃から濃い雲が現れだします。
2時過ぎに全てを片付け終わり、カヤックをカートップ と 同時にポツリ、雨です。
あれだけ良い天気だったのになあ、間に合って良かった と、帰路に着きます。
流石に空腹に耐えかねて、大浜SAに立ち寄ります、結構降ってるでしょ?
食したのはシラス嫌いの僕なのに 何故かシラス丼定食。
付属のダシ?タレ?をタップリかけて頂きます、なかなか美味しかったです。
この週末も 大変楽しく遊ばせて頂きました!
 
 
記録:キャンプ15/10泊 ・ ぷかり35/30回
11月最後の土日は太平洋上の温暖な気団が張り出したため
最高気温が21度、最低気温が15度と、9月下旬並の気候となりました。
キャンプ好きとしては、こりゃ何を置いても行くしか無い です。
ましてや週間予報では次の週末は最低気温が氷点下と告げていますしね。

キャンプは既定路線としてバイク?カヤック?どちらにするか です。
更に寒くなってもバイクでの遠出はまだ有り得ても、カヤックは…
何しろ濡れる事前提ですから、過去を振り返ると冬眠に入ってしまいそうです。
ならば今年最後のカヤックキャンプで決まりでしょう。
それにこの日に行かなけりゃ折角1年を通して最高のキャンプ時期なのに、
11月はカヤックキャンプ無しになっちゃいます、流石にソレは不本意ですしね。

次に行く先です。
まだ未踏の海域か、最もお気に入りの海域か です。
前者なら、先週陸路を周った際に遠く眺めた 魚島諸島でしょうし、
後者なら、津波島北岸の海域と言う事になります。
これまた迷いましたが、
小潮とは言え逆潮なので、僕の漕力では出ても時速5km程度のものです。
そして日没が丁度17時、泊地までの距離が前者は18km後者は15km、
例によってカヤックキャンプの時は日が有る内に設営を終わらせたい、
だけど出港は最速でも14時、となると 確実なのは後者と言う事になります。
前者の 魚島行きは また来年の日没が18時以降になる頃までお預けです。

予約がサクサク捌けたお陰で、12時40分に出発、1時間で折古の浜に到着。
今回は殆どノープランでの出発です、決めた事は「沖浦ビーチでキャンプ」と、
「日曜日もあまり遠出せずに昼過ぎには撤収しよう」の2点だけです。
なので下左は いつもの様に「プランの図」では無く「結果の図」です。
なお下の写真は折古浜ですが、えらく手前が暗いですよね、
これは逆光のせいでして、いかにピーカン晴れだったかが伺えますでしょ?
実際もう週明けから師走と言うのに、微妙に汗ばむほどの陽気でしたしね。


14時10分に出港、例によって軍艦の横を抜け 因島南端を下り、
生名橋をくぐって 岩城島南岸を西に進みます。
先ずは腹拵えに 先週NGだった岩城物産センター内のレモンハートさんで
レモンポーク丼を食すべく、岩城港にゲソを付けます。
ここまで丁度8km、逆潮の為少し速度が出ず時間は15時30分です、
港の西端の使われてなさそうなスロープを使って上陸させて頂きました。
トコトコ3分ほど歩いて目的地に到着(写真左のUFOみたいな建物)です。
早速レモンハートさんに入り「レモンポーク丼」を注文、
出来上がるまで表の売店でショッピング、
先週メチャうま!と家族に好評だった「完熟キウイ」を2袋購入します。
蜜柑も買おうかと思ったのですが… カビカビの固体が入っていて…
店番のボン!PCばっか突付いとらんと 売り場見やんとアカンでえ!!
いかんなあ と呟きながら、店に戻ると程なく「お待たせしました」と件のブツが。
甘辛タレが掛かった御飯に 千切りキャベツを敷きつめ、
その上に肝腎の豚バラの切り落としをタレで炒めたモノが乗り、
更に黄身がユル目の目玉焼きを載せて、ネギ、刻み海苔を振った上から、
お好みで 御当地のレモンを絞って… ってな 趣向です。
タレは今治の焼き豚卵丼に似た味です、肝心の「レモンポーク」の豚肉は… 
何しろコマ切れだったので他と比べて良いんだか悪いんだかは
正直言ってよく分からず終いでした、 美味は間違いなく美味でしたが。
特に僕的にはタレとレモンがベストマッチ! 今度家でもやってみます。


食べ終えて再乗艇、時計を見ると時刻は16時05分、写真左の中央に写っている
津波島を掠めて  伯方島の沖浦ビーチを目指します。
ここらは潮が一段とキツイエリアになのですが、潮止まりまでまだ2時間あります、
ヒイヒイ言わされながら芋虫程のスピードで漕ぎ進みます。
結局残り7kmを何とか1時間少々で漕ぎ抜け、泊地には17時10分に到着です。
艇上から 到着時の写真も何枚か撮ったのですが、何が何やらってなモノにしか
ならない位に辺りの光量は落ちてしまっていました。
キャンプ地内を覗いてみると、どうも僕一人しか利用者は居ないようです。
それは構わないのですが、前回と違い 今回はブレーカーを落としているようで、
街灯を含めて電源が全部殺されていた点は残念でした、まあ仕方ないですよね。
大急ぎで荷物を東屋の中に運び込ませて貰って、着替えた後にテントを設営。
今回も東屋内で張らして頂きました、当然ペグは使えないので
幔幕にテンションは掛けられませんが、お陰で翌朝の撤収は拭き取り要らず、
こうさせて貰うと 撤収時間が10分以上短く出来るんですよね、助かる~。
終わって流し場で頭を洗い、中央の写真を撮った頃にはもう18時30分でした。
遅い時間に昼食を摂った為に、まだ全然お腹は空いていません。
無理して食す事もないので、つまみの東鳩ポテコで持参したワインを飲みながら
例によって2時間ほどのウクレレタイムです。
酔いか、久々のカヤックで疲れたからか、21時前には限界が来て就寝。
ところが「暖かい夜」の筈なのに、寒さで01時頃目が覚めます。
シュラフの上にゴム引きのカッパを被って、体温が逃げないようにします、
これでやっと暖かさが戻ってきて 再度眠りに就く事が出来ました。
この状況って、薄手のアルミ蒸着マットを2枚用意して、1枚はテントの下に敷き、
もう1枚はシュラフの上から掛け、体温の拡散を上下で防がないと
今の手持ちのシュラフやテントでは、どうしようもないかも です。
12月に入ってから最低気温が、氷点下近辺になるらしいので自宅の庭ででも、
上記の工夫で朝まで安らかに眠り続けられるか、一度検証してみます。
だめなら「12月はキャンプしない」「高性能シュラフを買う」からの選択でしょうか? 
ちなみに沖浦にも小さな秋が来ていました。


続きます。


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