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広島・岡山 での シーカヤック & その他 を記録します。
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プロフィール
HN:
けいた
性別:
男性
職業:
職人
趣味:
カヤック ウクレレ ピアニカ 漢方
自己紹介:
後期中年の自営業
3シーズンは 海にキャンプへ、
冬は おうちで漢方の勉強、
そんな日々を過ごしています。
今の愛艇は ノーライト シオン。
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毎年5月の最終土曜日19:00~20:30に開催される 鞆ノ浦花火大会が
31日に行われたので、3年連続でキャンプ込みで行ってきました。
キャンプとは言え 近場、単独行、急ぎの用事も無しと、 時間に余裕があるので、
娘の特待生Get祝いも兼ねて久し振りに家族でシェフレールさんへランチに。
あいも変わらず 見て美しく、食して美味しゅうございました。


さて例年「昼は暑くてアイスが美味く、夜は寒くてビールが不味い」ってな
着る物に悩む時期なのですが、今年は暖かな夜で快適でした、
人によっては「蒸し暑い夜」と言うのかもしれませんが、意見の別れる所です。
 カヤックを始めて約20年、福山に越してきて10年になりますが、
去年は丁度大潮の干潮時と重なった為に、見たことも無いような
干潟が広がった芦田川の河口からの、地獄のような出港でした。
今回はそんなことが無いように、別の場所から出港しようと計画しました。
人間はこうやって進歩していくものなのです、エッヘン。


 上図の「小室浜海水浴場」の横の赤いオーバルの部分です、
釣り師さん達の間では「廃工場の浜」と呼ばれているとか。
ここがOKなら因島方面に行くには打ってつけの出港場所になるのです。
 って事で、現地に15時30分に到着して… うわっ嘘っ!と叫びました。


「私有地に付き 立入禁止」の札が… 去年下見に来た時は無かったのですが。
うむう 花火観覧のスタートに時にはアクシデントが付き物なのでしょうか?
しかたがないので大急ぎで鞆の町中を抜けて「いつもの浜」に移動します。
人ん家の前に駐車させて頂くのは心苦しいのですが、
心のなかで「堪忍でっせ」と手をあわせてから、仕切りなおして出港します。
時計を見ると、ちょうど1時間遅れの16時30分でした クーっ時間が勿体ない。
上図の赤い航跡を辿って、キャンプ地の仙酔島に17時15分に到着。
去年はカヤックツアー業者さんらしき御一行様が先に設営されていたので
孤独を愛するバラキさんのお好みで島の東側の浜でテントを張ったのですが、
今年は 単独行&誰もいない海状態 だったので、より観覧エリアに近い西側の浜に。
17時45分に設営終了しましたが、まだ花火の開始時刻には随分間が有ります。
練習でもしようかと思っていたのですが、出港の失敗でブルーだったため
今回はウクレレを嗜む事にしました、曲はチャゲ&飛鳥を中心に。
中毒のように弾き狂っているうちに薄暮に、時計を見ると19時過ぎ 良い時間です。
    

と言うのも、19時から開始予定とアナウンスされていますが、
これは花火の打ち上げ開始でなくって、来賓の挨拶開始の時間なんですね。
大体19時じゃあ、まだ明るいですからね、実際の打ち上げは30分からでした。
それにしても5月も最終日ともなると、なかなか暗くなってくれません。
去年は初っ端から結構 闇vs光の綾が鮮やかでしたが、今年は ↓ この通り。


花火についてのコメントは控えておきます、一言 きれかった です。
琵琶湖や尾道の花火大会と、規模を比べるのは そりゃ野暮な話ってモノで
10号玉が花開くたびにホッペタの肉が衝撃波でブルブル震える場所に陣取って
 

頭の真上で光の華が咲き乱れるってノリはココ以外に僕は知りません。
そういう点で、今後も是非見物に来たいイベントです。
いまいち食欲が無かったので、無理して食事は取らずに軽く晩酌するに留めます。
一杯機嫌でチャットモンチーをウクレレを弾いて、22時に就寝。


やはりフツーのウクレレは音程が確かです、歌いやすく 弾きやすい。
しかも思ったよりも嵩張らなかったので、今後は旅の御友の定番とします。
 
翌 6月1日は、5時30分起床、朝食後撤収を始め、7時には出発準備完了。
そのまま帰るのも惜しいので、走島→宇治島と 29km程をミニツアー、
宇治島で鹿に挨拶してきました、上の図の青いラインですね。
写真の通り、なんだかゴルフ場みたく綺麗な島です、一度キャンプしようかな?


4時間余りで廻り終え、出航場所に11時30過ぎに帰港。
やはり僕の漕力&体力では、30km/Dayが最適値のようです、
ヘロヘロにもならず、物足りなくもなく 良い具合です、なので1時間ほど練習を。
ボディバランスとリバースロデオロールは、コツを思い出して、バッチリ。
何故かいきなり フロント起きのハンドに開眼、バンバン挙げられます。
しかしシングルハンドロールが依然として不調のまま、合点がいかぬ。

とは言え 疲れたのでしょうかどーしても エリエさんの
シュークリームが食べたくなって、15時に間に合うように大急ぎで花園町に。
うーん やっぱ美味いわ。
土産に新作のケーキを買って帰りましたが、これまた 美味也。

記録:キャンプ4/10泊 ・ ぷかり9/30回
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5月24・25日の週末は、手島でキャンプでした。
昨年秋に、カブトガニ産卵場所~向かい岸の三豊市~広島&手島と
いわゆる塩飽諸島エリアをソロ漕ぎ&キャンプした際に、
スカウトしておいた よさ気な浜で泊まってみましょうよ って話です。

今回のプランは、児島の高室漁港から六島、広島をかすめて
手島の東岸中央部分の砂浜を目的地とする12km足らずのツアーでした。
当初は、小手島への15.1kmのツアーにする話も出たのですが、
イマイチ 風邪が抜けきっていないので、手堅く 手堅く。


14時30分に集合の筈が結構道中が混んでいて、15時前に到着。
そのままズレ込んで出港は15時30分。


予報通り西北の風が進行方向に対して右斜め前方から吹きましたが
そよ風程度で心地よい程度、天気と潮行きは上々で、快適なツアーです。
去年の秋に広島でキャンプした時には波浪にイヤって程悩まされましたから
まあ天と地との違いでした。
2時間足らずで現地に到着、上の図の赤い航跡ですね。
気温は かなり上がってきたのですが、朝晩の涼しさを嫌って
今回はインナーメッシュのテントは見送り。
結果から言えば「今回は」正解でしたが、来週はもうメッシュが良いでしょうね。
また同時に吸血昆虫も活動を始めたようで、色々な所が痒い今現在です。
それとクラゲ、赤い奴が結構目に付きました そろそろ要注意ですね。


今回は、出港時間もまずまず早く、試乗もなく、漕ぎの距離も短かった為、
しっかり目にロール練習の時間を取る積りだったのです、ですが。。。
土曜には、到着して設営を終えた後、1時間程、やる積りだったのですが
この日の仕事が忙しくってバテていたため、ムリはせず。
のんびり流れる島時間を満喫しました。


日曜には、6時30分起床、朝食後ざっと撤収準備を済ませて、
1時間ほどウクレレを弾き狂った後
8時から60分練習、20分休憩を2セットこなして、終了。
11時前から2時間ほど、ぐずぐずと昼食を取り、馬鹿話でダラダラと過ごし、
ボーッと所謂 島時間を過ごしました。
13時過ぎに撤収、帰りの海況も すこぶる結構、ノンビリ漕ぎだったのに
2時間掛からず帰港、いや、いい休日でした。

今回の練習テーマは
「バランスをノーパドルまで確認」
「G-Style的なのを一式確認」
「ハンドロールの低速度=高精度化」
「パン食いハンドロールの高精度化」です。
やはりハンドロールなんかは精度が落ちてますね、
挙がりが重い、時に挙がらないw)。
あと先週試乗したクルーソー460の購入も視野にいれて、
スターンデッキに物を固定して、高スターン艇もどきの状態を作って
ReyUp系ロールの練習もしてみましたが… うーんやっぱり挙げ難い、
どんな荒天下であっても確実に挙げられるとは言い難いです。
冬にビルダーさんにLowDeckモデルを御願いするのが正解か、
アクシデント時には、常にフロント系ロールで挙げる事にするか、
悩ましいトコロです。
あと新技術習得として
「エルボーロールと、フロント起きハンドロールの習得」を
挙げてはみたのですが。。。こいつは日暮れて道遠し的ですねえ。
ダメダメでした。

記録:キャンプ3/10泊 ・ ぷかり7/30回

そうだ忘れてた、初職務質問@海上。
25日の10時頃の話です、ボディバランスの練習をしていたのですが
イマイチ決まらずに 1分位でドボン そのままハンドロールで挙げて、
また 1分位で… ってな練習を繰り返していたその時です。
「えー 前方のカヤック、大丈夫ですかー?」拡声器で呼びかけられました、
へ!? だれ?何? と 頭を巡らすと …海上保安庁さんの巡視艇でした。
あー きっと大丈夫そうには… 見えなかったのでしょうね、
転覆してリカバれずに藻掻いている様に まあ 普通は見えますわねえ。
これこれの練習をしております、藻掻いているのではなくコノ通りリカバれます、
アッチから昨日来て、ココでキャンプして、昼頃に帰ります と お話したら、
「おうそうですか 今日は穏やかな海況ですから大丈夫でしょうが、
 気を付けて楽しんでくださいね、あ、携帯は持ってます?有る?じゃあ結構です。」
と去っていかれました。。。
しかし不思議なのは、いくらネオプレン頭巾を被っていたからと言っても
巡視艇のエンジン音に全く気が付かなかった事です。
私が涅槃の境地に至っていたのか、コスタルガードさんのエンジンは特別製なのか…
ところで本物の海猿たちは、ゴッつ好青年揃いでした、いやホンマ。
クルーソー460と415、それぞれの「pod」「trans」各タイプ、
都合4種類を乗り比べました。
ホントはタンデム艇も用意下さっていたのですが、他の方が先に乗ってらして
順番待ちしている内にツアー疲れからか、乗ろうって気力がドンドン減っていきまして
「自分の志向する方向性とは 商品特性が異なるから、まあよろしかろう」と、
結局乗らずじまいになってしまいましたが、後から考えると惜しい事をしました。

まず460と比べた415の船足です、太くて短い分遅いかと思われましたが、
浜の沿岸を軽く漕いだ程度では、さして差を感じませんでした、快速です。
つまり415の ひろーい幅は、フラット且つワイドなボトムが理由なのではなく
河川の中流域での使用時に、サイドをぶつけちゃった時の
セフティマージンとなっている、エアチューブの太さに因るからなのでしょう。
また1次安定についても、65kg程度の僕の体重では、違いが判りませんでした。
460、415共に、乗ってからは勿論、一番ヒヤッとするであろう乗降の際にも
全く何の心配も要らないって感じです。
この両艇の船足や 安定性の比較条件が、20kmを超える距離ならどうか?であるとか
荒波に揉まれた時のピッチングは如何か?ってな hardな話になれば 出てくる感想は
或いは変わるかもですが、一般ユーザーが舟出する気になれるeasy useなら
415、460の どちらを選ぶかは、好みの問題で良いと思います。
あえて言うなら、川の中流域での使用を視野に入れるなら415の方が
より太いエアチューブと、より短いスターン長を備える点で より有利でしょうか。
ただし415であっても、激しく前方荷重してもバウラダーの切れは良くなかったです、
つまり良かれ悪しかれ、直進性の強さが目立ったって事です。
川舟のようにボトムがフラットでない為、キールが引っかかるのでしょうね。
何でも回頭性を より高める為にロッカーを深くするパーツも用意されているそうなので、
瀬が連続する様なゲレンデでの使用時には、それを組んだ方がよろしいかと。
それ以外は基本的に460の方がキール長が より確保出来ている分 お薦めかな です。

そして「pod」「trans」については、僕は「pod」に魅力を感じます。
確かに「trans」の方が数kg軽量ですし、収納時に数cm薄くなります。


(上が trans 下が pod。 遠近法以上に、厚みに差はあります)

しかし重量については、 キャンプ用品を積んでしまえば誤差の範囲ですし、
厚みについても、バスやフェリーでの移動時には さしてメリットを感じないと思います。
メリットを挙げるなら、自宅での保管時に「trans」の方が場所を取らない点と、
(キャリアバッグのままではなく、フレーム状態で片付けるって言う意味で言ってます)
尺の長い荷物をシート付近からバウ先端まで使って収納しやすい点になるでしょうか。
しかし僕にとっては、自宅の収納場所の問題も、釣竿等の長尺モノの運搬も無いので、
購入に際しての大きなアドバンテージとはならないのですね。
「pod」の魅力は、外界から艇内が シーソック + 船体布 で2重に隔てられている安心感、
波を超える際の 剛性感、と言った感性的なモノに加えて、
アクシデントで船体布が破れても、pod 部分の浮力で自力航行が引き続き可能な点、
船体布までをもpod内に収納出来る事により 陸送時に水漏れの心配をせずに済む点、
航行時にスプレー越しに侵入してくる水が カーゴエリアにまで及ばない点、と言った
具体的なメリットが有る事です。

それよりも僕的に「ここがなあ…」と、気になったのは、
A】全福の広さ B】スターンデッキの高さ この2点から来る特性についてでした。
 ※ ここからはマニアック臭が漂う話であって、普通にツアーするだけなら
   あんまりこだわる必要は無い内容である事を、先にお断りしておきます。

A】415に乗って、ハイブレイスからスカーリングでバランスを取る際であるとか、
 CtoCロールで艇を起こす際に、横着が出来ない感が有りました、
 つまり「しっかり深部筋を緩めて水面と平行に、フラットにならないと沈する」
 あるいは「しっかりとパドルのフェイスを見続けないと、フィニッシュが不安定」
 そんな感じになったんですね。


 うーん左肩を落としきれていませんねえ、そのせいで右肩が沈んで なんとも不細工な。

 同様の傾向は460でも無くは無かったのですが、程度は軽かったように思います。
  先にも触れた通り、415は川での使用を視野に入れて開発されている為、
 岩との接触時のマージンとして、太いエアチューブを採用した結果、最大幅が69cmと、
 460の62cmより7cm、僕の艇のシオンの53cmとでは、16cmも違います。 
 
 上の図の左が 415、右がシオンのスカリングバランス時のイメージです。
 オレンジの線が重心線で、コレがこの図の右方向に傾くほど沈し易い訳で、
 つまり415の方がコケ難い反面、コケる1線を超えたら戻し難い訳です。
 そしてコーミングの横端から 艇のシームラインまでの距離が長い 415の方が、
 よりスカリングバランスの時の重心線が、沈方向に傾いてしまっています。
 それを沈させない為にはシオンの時より、更にパワフルなスカリングか、
 より強力なHipSnapか、もっと柔軟な腰の関節が、必要になる訳です。
 460は415程ではないにしても、やはり若干シオンよりは起こし難さを感じました。
 つまり全幅を少し狭くする一方で、もっとコーミングの横幅を拡げれば、
 重心線の横方向へのスムース 且つ 大きな移動が実現できる事になり、
 コケかけた時のリカバリー、謂わば「3次安定性」を高められるのになと思います。

 要望A】:幅を60cm位にして、コーミングの横端を出来るだけ外側に!

B】バウデッキの高さは、そのまま膝周りのゆとりに繋がりますし
 風に煽られて悪影響さえ出ないなら、全く問題を感じませんでした。
 バウデッキに伏せてフィニッシュする型のロールも、バッチリ決まります。
 しかしながらスターンデッキの高さは、いかさま頂けませんでした。
  まず スターンデッキが高い事のメリットとして考えられるのは
 「積載量UP」「波に揉まれた時のスターンの喰われ難さ」でしょうが、
 積載量については、そもそも5m以下の艇で長期の、具体的には3日以上の
 長期の船旅は現実的でない事から考えると、数リットルの増減は
 メリットとして挙げる事は、あまり意味のない事のように思えます。
 又 スターンがコンケープドしていれば話は別ですが
 フラットな程度では さして「喰われ易安くてかなわん!」って事にはなりませんから、
 この点でもあまり意味が無いように思います。 
 一方 スターンデッキが高い事によるデメリットは
 「ウェザーコッキングが出やすい」「腰が痛くなってもストレッチし難い」
 「最も一般的なロールである、ReyUp系のロールがやり難い」点が考えられます。
 とは言え、多くの方のブログでの報告でウェザーコッキングは問題無いようです、
 (ここからもビルダーさんの力量の程が窺い知れますね。)
 しかし後ろに伸びをしたくてもデッキの高さ故に、少し反っただけで腰椎2番位が
 コーミングエッジに当たってしまう事は長距離漕ぎの際にはNGではないでしょうか?
 あとコブシ半分程度、長さにして4~5cm低いと、丁度良い位置なのですが。
 そしてその低さはそのまま、ロール性能の向上に直接繋がると思います。
 確かにファルトユーザーの何%の人がロールを出来るのか?と問われれば
 限りなくゼロに近いってのが事実なのでしょう。
 でも だからと言って「ロールのし易さなんて気にする必要が無い事」に
 なってしまうのはどうなんでしょう? カヤッカーなら一度は
 「ロールが出来るようになれたらいいな」と思う筈ですし(ですよね?)、
 工業製品の優秀さって、その限界性能の高さが一つの指標になりますよね。
 例えばラリーをやらない人でも、ランエボって良いよね?って会話する みたいな。
 そこからも 1&2次安定性の向上、速度の向上と並んで、ロール性能の向上は
 より善いカヤックである為に、叶えて頂きたい点ではあります、なんてな。

 要望B】:スターンデッキを、今より4~5cm低くして欲しい!

結論として、僕自身は
「スターンデッキが5cm低くて、全幅が4cm狭く、コーミングの横幅を可能な限り拡げた」
460podタイプを、特注で受けて頂けるのであれば、是非欲しいな です、
どう考えてもバックオーダーが ひと段落付いた真冬の時期にしか無理でしょうけど。
んで、通常オプションとしては「ラージバウハッチを出来るだけ前方に移動させたモノ」と、
「コーミングエッジカバー」「システムカートフレーム」「ウレタンシーソック」って感じかな。
試乗会は10時から開催との事でしたが、組上げも見たいよねって事で
9時には出航した場所に戻るべし→7時前には漕ぎ始めましょうのプランです。
平日は、ラブの散歩の為に5時30分起床なのですが、
キャンプ地の周辺が良い漁場なのか5時前に漁船のモノらしき
エンジン音で目が覚めました、もうちょっと寝かせてくれ。。。
パンの朝食をコーヒーで流し込んで、モタモタと撤収準備を始めます。
風邪は喉にだけ残って、場末のバーの酒焼けしたチーママみたいな声です。
結局 7時過ぎに出発、日曜の朝早くなのに、結構航路は賑わっており
3回ほど通過待ちをさせられました。
ただ昨日と違い、ほとんど無風だった御陰で2時間掛からずに
出港地に戻れたのは上出来。
バラキさんはGPSの調子が悪かったそうで、なんだかえらく遠回り。
疲労困憊の態で上陸されて、開口一番「ああ おなかが空きました」と。
そして朝からメンチカツサンドをポカリで流し込んでらっしゃる。。。
あんた高校生か!と思わず胸の中で突っ込んでしまいました。

さて試乗会場の浜を見ると、早くもテントの影と、
複数の人がスキンカヤックの周りで忙しく立ち働く姿が見られます。


高嶋さんか。。。播磨の方だから

こんな人だったらどうしよう やだな と思っていたら、
何とも物静かで知的な、例えて言うなら 高校の物理の先生タイプの方です。


あるいは お腹が痛い時の ↑ コノ人タイプかも、ラッパのマークの。

結局スタッフさんが合計4人、そして試乗希望者が僕達を含めて4人、
415のオーナーさんが1人遊びに来て で、総勢9人。
あとビルダーさんと、スタッフさんの御家族も御一緒されていたのですが
この方達も含めると なかなか結構な大所帯で賑やかに始まりました。
少しお話を伺ってから、リクエストさせて頂いていた組上げの実演です。
非常に考え抜かれた工夫が端々にまで見られます。
素早い組上げを実現し得る、システマティックなパーツ構成をはじめ、
例えばキャンプ用品を積み易くする為の、脱着式リアフレームであるとか、
ハッチ開口部を大きくする為の、マチ部分の工夫であるとか、
陸上での移動時のザックへの収納方法や、カートの取り付けの方法、
さらにその運搬時の仕様であるとかです。
そして 感覚的な物言いしかできないのが遺憾ですが、何よりフォルムが美しいです。
万年筆にしても、時計にしても、真に機能的なマテリアルは美しいと言いますが
3艇とも見ているだけで、何やら所有欲が疼くといった感じです。

さて いよいよ試乗です(3/3 に続く)。
歳を拾うと、どうも風邪の治りが遅くなっていけませんね。
今週半ばからの微熱が下がらないので大事を取ってキャンプの航路は、
無難に以下の赤いライン(13km少々)を往復するルートに変更。
僕は貧乏性なのでツアーと言えば「ちょっとでも遠くに行きたい」志向が強くって
基本的に距離漕ぎが好きなのですが、

在日ファンクの浜野君曰く

「遠くに行ければいいのか女はそんなことは望まない」(「環八ファンク」より)
って事で今回はショートツアーを楽しむ事にしました ゲチャっ!。

14時30分に東浦海水浴場に集合、30分ほどで用意を終えたのですが
どこから舟出しするかウロウロ迷っている内に時間ばかりが過ぎてしまい
気が付けば16時、慌てて出港しました。



赤丸で囲った島が、本日のキャンプ地「矢ノ島」です。


播磨灘の横断中には風が南東方向から強く、なかなかの向い風で
ウェザーコッキングに悩まされつつ18時過ぎに到着。


こんなトコロ ↑ です、残念ながら砂浜ではないのですが
まあまあキャンプには適当な場所ではないでしょうか。
天気予報では、夜に結構冷えるとの予報だったので、夜食は鶏鍋です。
何しろ「バリバリの観光系カヤッカー」の誉れ高い僕ですから、
テントの設営が済んだら大急ぎで食事の準備です。
御一緒して下さったバラキさんには、鍋を安定させる為の
カマドを組んで頂きました、とても助かった!

いつもなら馬鹿話で、いや 天下国家を憂えて夜更かしをするのですが
日曜は7時には出発したいので、21時には早々にお開きとなりました。
そうして明朝の試乗会への期待を胸に、
無人島の夜は更けて行くので有りました。

記録:キャンプ2/10泊 ・ ぷかり5/30回


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