試乗会は10時から開催との事でしたが、組上げも見たいよねって事で
9時には出航した場所に戻るべし→7時前には漕ぎ始めましょうのプランです。
平日は、ラブの散歩の為に5時30分起床なのですが、
キャンプ地の周辺が良い漁場なのか5時前に漁船のモノらしき
エンジン音で目が覚めました、もうちょっと寝かせてくれ。。。
パンの朝食をコーヒーで流し込んで、モタモタと撤収準備を始めます。
風邪は喉にだけ残って、場末のバーの酒焼けしたチーママみたいな声です。
結局 7時過ぎに出発、日曜の朝早くなのに、結構航路は賑わっており
3回ほど通過待ちをさせられました。
ただ昨日と違い、ほとんど無風だった御陰で2時間掛からずに
出港地に戻れたのは上出来。
バラキさんはGPSの調子が悪かったそうで、なんだかえらく遠回り。
疲労困憊の態で上陸されて、開口一番「ああ おなかが空きました」と。
そして朝からメンチカツサンドをポカリで流し込んでらっしゃる。。。
あんた高校生か!と思わず胸の中で突っ込んでしまいました。
さて試乗会場の浜を見ると、早くもテントの影と、
複数の人がスキンカヤックの周りで忙しく立ち働く姿が見られます。
高嶋さんか。。。播磨の方だから
こんな人だったらどうしよう やだな と思っていたら、
何とも物静かで知的な、例えて言うなら 高校の物理の先生タイプの方です。
あるいは お腹が痛い時の ↑ コノ人タイプかも、ラッパのマークの。
結局スタッフさんが合計4人、そして試乗希望者が僕達を含めて4人、
415のオーナーさんが1人遊びに来て で、総勢9人。
あとビルダーさんと、スタッフさんの御家族も御一緒されていたのですが
この方達も含めると なかなか結構な大所帯で賑やかに始まりました。
少しお話を伺ってから、リクエストさせて頂いていた組上げの実演です。
非常に考え抜かれた工夫が端々にまで見られます。
素早い組上げを実現し得る、システマティックなパーツ構成をはじめ、
例えばキャンプ用品を積み易くする為の、脱着式リアフレームであるとか、
ハッチ開口部を大きくする為の、マチ部分の工夫であるとか、
陸上での移動時のザックへの収納方法や、カートの取り付けの方法、
さらにその運搬時の仕様であるとかです。
そして 感覚的な物言いしかできないのが遺憾ですが、何よりフォルムが美しいです。
万年筆にしても、時計にしても、真に機能的なマテリアルは美しいと言いますが
3艇とも見ているだけで、何やら所有欲が疼くといった感じです。
さて いよいよ試乗です(3/3 に続く)。
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