Newテント購入の顛末の続きです。
そんなで 土曜日の仕事終了後 、おもむろに庭でテントを広げます。
午後から雨の予報なので、今回のチェックポイントは以下の7点
1「何分で設営出来るか」 2「縫製の難や部品の不足はないか」
3「フライ全閉時の荷物の仕舞いはどうできるか」4「風通しはどうか」
5「室内の縦&横方向の居住性はどうか」6「雨の吹き込みはどうか」
7「何分で撤収できるか」です。
1「何分で設営出来るか」
ストップウォッチ片手に よーいドン で設営を始めます。
広げてみると思っていたより更にデカくて、最初に考えていた場所では
ペグが打てそうに無く、庭の端の方に移動して仕切り直しです。
改めてフロアを広げ、ペグをフロアのベロに6本打ち終えて、
ポールをインナーの頂点の孔に通し フックを掛け ヨイショと立ち上げると、
ヨレッとしたテントが現れます、ここまでで5分。
フライのベロにはペグは不要で、フロアのソレに共で掛けた後
ベルトで張りを調整するだけです、ここで更に2分で合計7分。
これでガイラインを張れば完成ですが、我が家の庭が狭過ぎて展開できず
この分の時間が計測不可でしたが、経験から考えて調整コミ3分とすると、
推定設営時間は、合計10分位ではないかと推測できます。
あるいはフライ用のペグをあと6本用意すれば、調整の時間を削れますから
もう2分位は短縮できそうですね、かなり速く設営できそうです。
狭い…
2「縫製の難や部品の不足はないか」
縫製については「写真右」の白い枠の中が皺のままで縫ってる所、
「写真左」の縫い代ですが、緑枠が標準で 赤枠が狭すぎで不均等な所、
この2点の問題が有りました。

縫い仕事
あと糸仕舞いが甘くて、ほつれて来そうな所が1ケ所だけありましたが、
アロンアルファで糸止めをしておいて処置完了、他には問題無し。
以上3点のNGが見つかりましたが、
いずれも実用上は問題なさそうですから、充分許せる仕上がりです。
なお心配だったファスナーの不具合、パーツ不足は有りませんでした。
3「フライ全閉時の荷物の仕舞いはどうできるか」
要するに「前室は存在するの?」ですが「ほぼ無い」です。
結露を落としたり、フライに付いた雨粒をインナーに染まさない為の
空間はフライとインナー間に有りますが、ソレはミニマムなもので
裾部分でも せいぜい25cm巾といった所です。
つまり室外に出しておきたい物、例えば泥靴とかを
タヌキに持ち去られずに済む程度の空間は造れますよ的なノリです、
その状況は下の写真の通りです。
写真の中央に赤いプラペグがありますが、ここがフライの下外端、
26cmの僕の靴が縦置きだと 先端が少しペグよりも先にハミ出し、
横置きだと収まっているのが判って頂けるでしょうか?
青い線から先は濡れます
4「風通しはどうか」
インナーが普通のナイロンであるmini200ですが、風通しは良いです。
何しろ前後両方のドアをメッシュにしてフライを全開にしておけば、
状態としては日よけテントと変わらないですからね。
なお写真右はメッシュドア越しの外の景色です。


背の高さと、天井のメッシュ、フライのエアダクトの存在も
室内に空気を篭らせない点で、快適性に一役買っているようです。
下の写真はフロアに寝転んで撮ったモノですが、
赤い枠部分がインナーの頂点のメッシュ部分と、
そこから透けて見えるフライ頂きのダクト部分です。
そしてドアを全開にすると、緑の枠まで切れ上がり開放感が大です。
次に寒気の防御はどうか?です、僕的にはコチラの方がより重要です。
まだ暑い9月上旬の昼過ぎに、この点について下す評価が
どれだけ正確かは悩ましいトコロですが、まあしゃあない です。
全部のファスナーを閉めた上で5分程テント内で寝転がっていると
普段殆ど汗をかかない僕が それなりに汗ばんできましたから
「これだけ熱が籠るんだから、保温性は充分なのでしょう」で
一応の評価にしたいと思います。
ただ寝転がると、改めて天井までの遠さを実感させられました。
この点は「寒さに拍車を掛けるNGポイント」として災いするのか、
それとも「呼気の結露の不愉快さを防止する」メリットを産むのか、
現時点では何とも「?」です。
寒くなった頃に改めて報告したく思いますが、
そもそも僕は寒さに てんで意気地がない男ですから
割り引いて判断して下さいね。
5「室内の横&縦方向の居住性はどうか」
比較対照が独り用のBUNDOKソロなので うーん? なのですが…。
横方向つまり床面積については、
単純な話1.6倍有りますから悪い筈はありません、
でもamazonの評価通り数字ほどには広さを実感できないのも確かです。
これはBUNDOKソロは「ウォールが急激に立ち上がる」設計なので
狭い床面積であっても、横からのシルエットが長方形に近い恩恵で
インナーの壁面によるの圧迫感が少ないのに対して、
mini200は「特徴的な三角形のシルエット」である為
どうしてもフロアの端は壁面が迫ってきていますし、
中央は中央でポールが邪魔臭い点で、圧迫感が有るからなのでしょう。
また寝転がった際に、ソロでは足先は壁面に接触しないのですが、
より広い筈のmini200なのに、インナー壁面の傾斜のせいでしょう、
幅を広く使えるドアと平行に寝ても微妙に足先を擦りますし、
幅が狭い垂直位置での就寝だと、結構 足が壁に当たって
結露が寝袋に染みそうです、ちなみに僕の身長は165cmです。
とは言え、以前のフレーム十字交差式ドーム型テントも
床面積はソロの1.2倍でしたが、足は壁に当たりましたから、
これはmini200が不出来なのではなく、ソロが出来すぎなのヨと
言うべきだと思います。
でも充分に広い事は確かで、独りなら「ガラ~ン」と感じる位ですし
2人でも そこそこ快適には休めそうです、3人泊は勧めかねますが。
右側がガラ~ン
おっと ここまで書いて、ブログの字数制限に怒られました。
残りは次回に書きます。
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