先週末の肌寒さに「もう 秋ね」の実感(危機感?)を持ちました。
愛用の春秋用テントは来島でのキャンプの時に壊れちゃいましたので
風邪を引く前に と9月早々からNewテントの選定を始めたのですが、
始めて3日で「NorthEagle mini200」ってのを買っちゃいました
激安価格!6,500円でamazonでです 、ほとんど衝動買いですな。

このメーカーの商品では、以前にインフレータブルマットを
やっぱりamazonで買った(今も愛用中)のですが
出来はソコソコで、非常にコスパが良いメーカーって印象が有ります。
このメーカーのテントは初購入ですが amazonの評価を見ると
「コスパは良いけど、縫製が粗い個体がある」ってノリの様です。
その辺りは現物を、しっかりチェックしたいと思います。
これジャンルとしては いわゆるワンポールテントってヤツです。
「自立式でないから不便」「ペグ命だから設営地の地面を選ぶ」
「真ん中にポールが有るから床面積の割に使い勝手が悪い」
「幕体の傾斜が強いから、風が無くても降雨時は室内が濡れる」
「幕体の傾斜が強いから、端の方がデッドスペースになる」等々
この商品がドウコウでは無く、このタイプの特性について
ネガチブな情報が多々見受けられます。
去年辺りから種類が増えた様ですから「所詮流行りモノね」ってな
キャンパー方の評価に感じられます。
更にこの品独自の特性として庇部分が無い=前室が造れない為
「汚れ物は何処に?」「風雨時の吹き込みは?」等の心配も有ります。
今回は僕なりの、それらの検証をしてみたいと思います。
確かにドーム型テントの方が、急に激しい雨風がっ!て時には
圧倒的に有利ですよね(事実 津波島や見近島で恩恵を享受しました)、
風が防げる場所に逃げる事さえ出来たらペグが効かせられない地面でも
取り敢えずネグラが確保出来る点は大きな安心に繋がりますから。
またワンポールの特性として
平坦な場所で設営しないと幕体の張りが上手く造れないでしょうから、
今までみたく「微妙に傾いても可」とか「ガイライン無しでカマワーン」
とは、言えないかも です、これは横着な僕にとってはチト面倒です。
また このテントの背の高さ故に、仮に平坦地で、ガイラインばっちりで、
問題なく設営できていても、ドーム型と比べたら風に弱いかもです。
じゃあ何故そんなのを選ぶ?ですが 最大の理由は「背が高いから」です、
心配な点でもあるけど、反面 大きな魅力でもあるんですね。
さえない話ですが近年夜中に1度は小用の為に目を覚ます様になりました。
すると「寝起きで体が固まっている + 寝惚けて動きがドン臭い」状態下で
中腰で小狭いテントから這い出す事になるのですが、
その度毎に「腰ギクって来そう… コエ~」って切実に感じちゃうんですね。
その点このテントの室内高なら、
僕の身長ならほぼ屈まなくてもOKなので
腰に優しい「筈」なところが、肉体労働者の僕には魅力的なんです。
で 「カヤックで運べる大きさと重さ」「値段的に1万円前後」の条件で
Webを浚ってみた所、コレか、BUNDOKか、ロゴス他数社か…
そんなトコロなんですね(小川キャンパルとかは高価で手が出せません)。
で 他の候補を差し置いて何故このノースイーグルを選んだ?です。
BUNDOKは好きなメーカーですし値段も最安だったのですが、
幕体が1枚ものである点、結露が酷くなりそうなので見送りました。
現にヤフオクを見てると、BUNDOKのコレを出品してる方がいて、
理由にズバリ!その点の不都合を挙げておられまして
あーやっぱりね な感じです。
ロゴス他の商品は、商品設計として夏の快適性を優先させてでしょう、
インナーフルメッシュのモノばかりで、デザインは素敵だったのですが
寒がりの僕では春秋に使えそうにないのでほとんどが「却下」でした。
その点NorthEagle mini200は、インナーが68Dナイロンなので
適度な密閉度が期待できる=秋冬に寒い思いをせずに済むであろう点と、
「インナーTOPがメッシュなので呼吸や汗の湿気抜きはOK」
「ドア部分が2ケ所有り、それぞれメッシュ張り 且つその外側に
インナーと共布の風除けが付いているので、空気循環の調整が簡単」と、
インディアンサマーに見舞われた際にも対応できそうな点で、
魅力的だった事がその理由です。
唯一対抗馬として迷ったのがロゴスのラインナップの「ナバホ」でした。
他のロゴステントがインナーフルメッシュなのに、これだけは通常幕体で、
しかもポールにジュラを奢り、軽量&難錆な点で魅力的だったのですが
フロアが縦横に50cmほど大きい点でNGにせざるを得ませんでした。
このフロア寸法の問題は、キャンプサイト等での設営なら無視できますが
カヤックでのキャンプの際には、使い勝手に大きく影響します。
と言うのも、僕達カヤッカーが島でテントを張るのは、
当日の潮位でも水没しなさそうな、小高い砂浜部分になる事が多く、
その手の平坦地は大体「横に広く前後に狭い」形になっています。
ですから、あまりフロアが広すぎると斜面の上に拡げる事になり、
するとポールを直立させる為の均等なテンションを
幕体とガイラインで造るのが、かなり難しくなってしまうんですね。
そんなで水曜の夜にポチッと発注したmini200は、金曜のAMに届きました
amazon仕事が早いなあ~と言いながらパッケージを開けてみると…
うそ~ん えらくデカイやん、ぜんぜんminiと ちゃうやないのん。
考えてみれば、BUNDOKソロが「幅200×奥150×高110」なのに対して
mini200は「幅240×奥200×高190」で カサがかなり高いですし、
しかも釣竿みたいなBUNDOKソロの アルミポール×2に対して
ぶっとい2M程の鉄パイプの柱なんですから 当たり前ですわなあ。
シオンのミニマムな積載量からすると、かなり苦しい事になりそうです、
最悪、ドライバックに幕体を詰めてスターンデッキに括るとかかなあ…。
(迷ったナバホは幅300×奥250×高180、これを買ってたら絶対積めなかった)
これが自立式なら、到着した日の夜に 即 室内で組んでみるのですが、
ペグが必須なこのタイプではそうも行きません。
かと言って、いきなりキャンプに持参して ぶっつけでの設営はなあ です。
話は変わりますが、この日曜日は娘キノコの高校最後の学園祭でして、
8月末頃から「夫婦揃って見に来る様に」と強烈にアピールされてました。
キャンプを楽しんでから大急ぎで帰って、それから高校に… ってプランも
出来なくは無いでしょうが、キャンプも高校訪問も中途半端になりそうです。
なので、今回はキャンプをお休みにして、空いた土曜の午後を使って
自宅の庭(荒地?)で試し張りをする事にしました。
長くなりすぎたので 分けます。
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