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広島・岡山 での シーカヤック & その他 を記録します。
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プロフィール
HN:
けいた
性別:
男性
職業:
職人
趣味:
カヤック ウクレレ ピアニカ 漢方
自己紹介:
後期中年の自営業
3シーズンは 海にキャンプへ、
冬は おうちで漢方の勉強、
そんな日々を過ごしています。
今の愛艇は ノーライト シオン。
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さて目覚ましが4時20分に鳴ります、最近の僕のトレンドは早め早めです。
6月29日は出だし逆潮の予定でしたが、前回の記事の通り
早く行動した分距離を稼げたので、スムーズなプランが組めました。
図1

上の図1の青いラインが29日の行程です。
4時30分に起床、早すぎて食欲が無いのでパン1ケとコーヒーで朝食。
撤収に45分掛かったので、5時15分に バームを飲んでから出航。
小島を反時計回りに廻り、しばし今治大橋を「でけー」と眺めます。
橋近の水面が荒れているのが判りますか?4~5ノット有るようでした。
早朝の橋

その後、小島の東の岬から2時の方向に航路を横断。
これまたラッキーな事に僕が航路に差し掛かる前に、大型船が団体で通過、
その後しばらくの間は途切れてくれたお陰で、待ち時間ゼロで済みました。
ここから津島の小島鼻を目指します。

小島鼻からは、大三島の ふるさと憩の家前の浜に向い11時の方向に転針します。
計算通り7時前にココに辿りつけたので、先ずは一安心。
と言うのも 6時53分に 潮止まり=南行に転流するのですが、
前回のブログに書いた通り、今治東岸エリアで南行(逆潮)に転じたとは、
すなわち大崎上島東岸エリアで北行(追潮)に転じたって事なんですね。
だから裏しまなみ海道を越えれば、潮流に背中を押されて楽々なのですが、
越えるまでは、逆に時間が経つほど逆潮がハンパなくきつくなって行く訳です。
だからなんとか転流直後の約1時間の潮止まりの内に
この大三島~大上島間の海峡部に差し掛かりたかったんですね
いや早起きの甲斐があったってもんです。

日曜日の第1回目の休憩は、この分水嶺になっている海峡の本州寄りの
大三島宗方の西に面した浜(浜の名は不明)で取りました。
大型船の動向に緊張しつつ、転流の時間に追われつつの 約15km、
2時間半の漕ぎでしたので、まだ8時前だっていうのにグッタリ。
体力を削られたって言うよりも、精神的に疲れたって感じでした。
ただ ここからは何も考えずに追い潮にのって行けば良いだけの気楽な旅です。

休憩して 心身ともにリカバれたので、大三島の大山祇神社に向います。
これまでは観光系カヤッカーと名乗りつつも、ログトラッカーとしての
面に出てしまい勝ちで
「そんな時間が有ったら」と距離を稼ぎたい気持ちから
ツアー中に物見遊山を組み込めなかったのですが、
今回やっと「いいかげん は 良い加減」を実践できる運びとなり幸甚の至です。
ちなみに実は私、京都の松尾大社の御祭神「大山咋命」と
こちらの大山積命は同一神と思っておりました、別の神様なんですね、
今回下調べして初めて知りました。
6km強の距離を漕いで、B&G大三島の前の浜に置かせてもらって上陸です。

時間は9時過ぎで、この時は上げ潮帯でしたが1時間に10cm程度ですし、
探検時間は90分程度なので 帰ってきたら艇が無いってこたあなかろうと
防波堤のキワキワに寄せて、片道1.5kmを てくてく行きます。
上の図1の陸上の赤い点線です。
PDFとスプレーこそ脱いで行きましたが、アウトドア~んな格好ですから、
お社の荘厳な雰囲気の中では浮きまくりです。
      

先ず参拝して御挨拶をした後、海路の無事を占おうと御神籤を頂きます… 凶。
友人に京都の下鴨神社の御神籤の印刷を一手に引き受けている奴がいまして
彼の話だと 凶なんて100本に1本あるかないかってモノらしいのですが…。
気を取り直して宝物殿で有名な源義経の奉納したと言われている鎧を見学。
実は童友社のプラモで、昔に同じのを持ってたんですよね
引越しのドサクサで10年前に紛れちゃって見つからないんですが。
おー 実物は違う!なんか違う、何がと聞かれれば困るが違います。
そして鶴姫伝説で有名な女性武者が着用したという鎧を見学。
多分身長155cm位、バストが ボーン! ウェストがキュッ!
姫は なかなかのナイスバディだったようです。


神域の馬鹿でかい楠を見た後、道の駅で土産を買って艇に戻ります。
お社の門前に「大漁」と言う有名店が有るのですが、開店前なのに既に行列。
流石に昼過ぎまでカヤックを放っては於けませんので、今回は諦めました。
戻ったら…   あ 艇が波が打ち寄せるたびに汀で揺れています。
下左の写真で艇を置いている場所が、右の写真の赤い丸の所です。
大潮の際の潮が満ちるスピードを読み違えていました、いや危なかった、
大漁の開店を待っていたら、恐らく波間にプカプカだったことでしょうね。
土産と貴重品袋を路にそっと置き、防波堤から飛び降りてカヤックに向います。
これが「凶」の神意だったのかなあ、コレで済んでくれれば良いのですが。


念の為 装備一式をバンドでまとめておいたので、逸失した物は有りませんでした。
幸い満ちても沈みきらないであろう、草が生えているエリアが有ったので
(左の写真の白い車が有るあたり)そこまで運んでアカ汲みをしたのですが、
打ち込んだ波で完全に水舟状態、めちゃくちゃ重かった。。。 
で、一息ついて時計を見ると11時過ぎ、知らん間に2時間近く過ごしています。
浦島太郎もこんな気持だったのかなと。
さて残りは13km足らずなので2時間少々掛かる目算です。
12時20分に転流ですから、急いで出航しないとモロに逆潮に遭っちゃうぜ と
慌てて朝食用だった残り物のパンを詰め込んで燃料を補給し、艇を出します。

道中の阿波島は泊地としてどうだ? とスカウトしながら帰路を辿ります。
いい感じの砂浜が沢山ある島なのですが、ちょっと陸地から近すぎるかな?
残念ですが使う機会は無いかも です。
ユックリ漕いで出港地に帰着、本日の総行程は32.5kmでした。
結構長い距離を漕いだ筈ですが、超越的に早起きだった事と、
途中の休憩が長かったお陰なのか、さほど「つーかーれーたー。。。」って
感じはしませんでした。
ただ 翌日に、珍しく上腕と臀部の筋にけっこう痛みが出てきましたから、
負荷自体はソコソコ掛かっていたんでしょうね。
おそらく大潮の為なのでしょう、思いもよらない所に急に波が立って、
その度にブレイスして抑えこんだり、リーンさせてバランスを取ったりですから
それが堪えたのかなと思われます。
撤収完了が14時30分、帰り着いたら16時00分 いい休日でした。

記録:キャンプ6/10泊 ・ ぷかり17/30回

今回のツアーの教訓

A)大潮の日のツアープランは30kmまでにしておく
B)大潮の潮位を軽く見ない
C)小さな命も大切に
D)御神籤をバカにしない
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