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広島・岡山 での シーカヤック & その他 を記録します。
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プロフィール
HN:
けいた
性別:
男性
職業:
職人
趣味:
カヤック ウクレレ ピアニカ 漢方
自己紹介:
後期中年の自営業
3シーズンは 海にキャンプへ、
冬は おうちで漢方の勉強、
そんな日々を過ごしています。
今の愛艇は ノーライト シオン。
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28日は大潮でした。
今回は竹原の的場海水浴場から来島までの往復キャンプに行ってきました。
ルートとしては大崎上島の東岸を往復&来島辺りを一回りって形になります。
下の図1 の赤いラインが土曜日の行程、緑のラインが土曜日に伸ばした距離分、
青のラインが日曜日の行程、青のラインから伸びた赤の点線が陸路です。
図1 6月28&29日の全行程

総行程は2日計で約57km足らずです、まあ手ごろです、距離的には ね。
大胆な話ですが、一度「大潮の来島海峡」ってのを見てみたかったんです。
ただし「おースゲーなあ」と眺めに行くのが目的(何しろ観光系ですから)で、
時に10ノットにもなると言うキッツイのに揉まれに行く気は更々有りません。
イイ年をして自分の力量以上の事 すなわち 無謀な事はできませんからね。
 
このルートは これまでも何度かプランしたのですが、断念の連続でした。
このエリアの南北の潮流は、裏しまなみ海道を境に逆向きに流れるんですね。
なので航路のド真ん中で逆潮の中 強引に漕ぎきれる気はしないですし、
かと言って、潮待ちをするプランでは キャンプ地での設営終了が
日没に間に合わなくなるってな、そんな条件ばかりだったんです。

その点で 今回は計算上 行動時間帯に大変旨味があったんです。
出港場所から、今治の対岸で裏しまなみ海道東端の大下島までが16.5km。
追い潮&自分の平均時速6km強&休憩15分で、所要時間合計約2.5時間。
15時30分出港なら、潮流が逆転する18時に潮待ちポイントに到着… 
偶然の賜物なのですが、まるで計ったかのようなタイミングの良さです。
で、実際なのですが、少し仕事が早く終わったので30分程早く、
出航場所の的場海岸に到着できたので、そのまま前倒しで15時に出航。
道中は風も殆ど無く、当初曇天でしたが17時頃から薄日が差してきました。
やはり日が差す中での 6~7月のパドリングは最高に気分が良いものです。
薄日

繰り上げた時間のまま17時10分に潮待ちポイントに到着しました。
上の図1 の赤い「×」の所がソレです。
ノンビリしようかとも思ったのですが… 航路に全然船影が見当たらないのと、
潮止まり近くで 余り潮流の影響を感じなかったの2点の理由で、強行します。
意外とあっさり渡りきり後ろを見ると、ををっ結構な数の船舶、正解でした。

さて当初は今治の先端部「大角海浜公園キャンプ場」に設営する
(上の図1 の小さい赤い丸の所)予定だったのですが、
ここだと明日の初っ端に、逆潮を突いて1時間漕ぐことになります。
現地沖に着いて時計を見ると、18時15分… 時間の余裕も有ることなので、
あと1時間漕ごう!と気合を入れて来島の横にある「小島」って所に変更。
上図の緑のラインです、これで明日の初っ端がすごく楽になります。
独りキャンプは寂しいキャンプですが、こう言った自由度の高さが魅力です。
具体的には「風の顔キャンプ場」と言うキャンプ場を使わせて貰いました。


ココは本来有料のサイトらしくて、勝手に入り込むのは若干抵抗が有りましたが
シーズン中でない為か、トイレは施錠、水道はツマミLessって状態だったので
まあ軒先を借りるだけって事で、御容赦頂こう とコソッと設営。
曇りなので設営が終わった19時45分には、結構暗くなってきました。
来島

今回は独りなので、レトルトのカレーで簡単な夜食です。
食器を洗おうと20時過ぎに浜に出ようとすると、浜がほとんど消えています、
上陸時は広い所で20m以上有ったのですが…
それに つい目の前の潮の流れも上陸時と比べて明らかに速くなっていきます。
うーん 絶対漕ぎ上がれんわあ と 汚れた鍋を手に、しばし見惚れていました。
洗い物の後は その瀬音をバックに今回は、泊地 今治が生んだディーバ、
SuperFryを1時間ほどウクレレで歌い、早いですが21時に就寝。
何しろ翌 日曜日の朝は、潮の都合で4時20分起床、5時出発ですから。
ところが一度寝たら気がついたら朝な僕ですが、無い事に目が覚めました。
時計を見るとまだ1時間程度しか経っていません。
なんでかなとボーっとしていると、聞きなれない音が?よくよく聴いてみると
結構大きな瀬音的なモノで、調べようと出てみると…最盛期の潮流の音でした。
鈍感な僕でも、流石に聞き慣れない危険な音には反応したって事なのでしょう、
こりゃ凄い!と写真も撮ったのですが…暗くて何が何だかな出来でした、残念。
「やはり名高い来島海峡、エゲツナイわあ!」と、独り興奮していました。

ところで今回改めて大潮時の潮位変化の激しさを身を以て知りました。
先に書いた通り「無断で入るのは…なあ」と、ビビり 常識的な僕は、
当初は防波堤内の通路の切れたエリアに設営しようと思っていたんです。
(下の図2の青い丸が予定地、赤い丸は「風の顔キャンプ場」)
図2

ただソコは小枝そっくりに擬態した尺取り虫が、テンコ盛りでした。
最初は あまりにデキの良い擬態&僕の視力が酷いのコラボで
全く気付かなかったのですが、よく見れば30や40ではきかない数です。
それも畳 2枚位のスペースの中にです、げー 。
虫さん

あまりに気味が悪くて、ごめんやっしゃ と上記の次第だった訳です。
で最高潮位の24時前「ドーン ドドーン」って音で また目が覚めました。
なんじゃいな と外に出てみると うーわっ
上陸した時に、高い防波堤やなあ と見上げた壁の8割方が浸かっています、
つまり3m近く海面が上がった計算です。
じゃあさっきの設営候補地のままだったらどうなってたの と、
見に行ってみると 路面と海面のさは、まだ50cm程度有ったので、
浸かってしまう事は無さそうでしたが、大きめの波が来る毎にビシャです。
しかも大きめの波は 10秒に1回位きます。
風はほぼ無風だったので潮流が海底に当って起こす波って事なのでしょう。
尺取り虫がいなかったら… エライ目に遭う所でした。
「これも一つの命、やたらと奪うまい」と、足元に気を付けて
尺取り虫を踏まないように気遣った事での因果応報でしょうか?
じゃあ僕が地獄に落ちたら、下がってくるのは この虫の糸かなあ…
それは それで、複雑。
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