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広島・岡山 での シーカヤック & その他 を記録します。
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プロフィール
HN:
けいた
性別:
男性
職業:
職人
趣味:
カヤック ウクレレ ピアニカ 漢方
自己紹介:
後期中年の自営業
3シーズンは 海にキャンプへ、
冬は おうちで漢方の勉強、
そんな日々を過ごしています。
今の愛艇は ノーライト シオン。
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Xmas がこっとっしっもお やってくる♪ by 達郎の嫁 ってなもので
よいこ達が大好きなイベントが近付きつつあった とある12月の出来事です、
コレを書いているのは 明けて2015年も3日になってからなのですが。
実は僕の誕生日が
Xmas の前日なので、毎年妙に浮かれてしまいます、
三角のキンキラ帽子でも、被ってやろうかくらいの勢いです。

去る12月中旬に やって来た
サンタならぬ強い寒波の中で物好きにも
極寒シュミレーションをした事は前3回の続き物ブログで報告した通りですが、
その際に使ったBUNDOKソロの居住性に 今更ながらですが
改めて「窮屈だなあ肩凝るなあ」と感じました、まあその分軽いんですけどね。
少し広いテントとして
手元に mini200も有りますが なにしろ非自立タイプです、
ベグが利かないと張れない為、ある程度設営場所を選んじゃいます、
そこでイッチョ広めの
自立式テントが欲しいな …と オクを巡回していました。
そんな12月18日に
ドッペルギャンガーエアフレームテントT2-192」って
トンネル型の 何だか面白そうなテント(左の紫の方)が引っ掛かって来ました。
名品HILLEBERG NALLO2(赤い方)」に なんだか似てるなあ ですが、
トンネル型は多かれ少なかれ、こんな王
蟲っぽいシェイプに収束するのかも。



面白い点は、フレームがポールではなくエアチューブなトコロです、
寡聞にして日本のメーカーではこんな奇天烈なのを僕は知りません。
パッと見た感じは 上記 ナロ2に似ていますし 寸法も、
ナロ2が室内220×130、最大高100、全室長115に対し
T2-192は室内220×125、最大高105、全室長90と近似値です。
ただしポイントとなる
スペックは全くの別物で
ナロ2は
重量が2.3kgでチョー軽量価格も約9万円とチョー高価、
それに対して
T2は重量は2倍の4.5kgと、2人用としてはヘビー級です、
一方お値段の方はというと
実売で一万八千円前後と、まあ普通の価格ですよね。
ただ定価
は三万四千円と、安テントブランドのドッペルギャンガー社にしては
同セグメントのテントの中では最高額の値付けとなっていますけども。
また前面に押し出しているコンセプトも両者は正反対と言っていい位違います、
ナロ2は
超軽量、引き裂きスコアが高い素材を奢った幕体、
工夫を凝らした空調機構、シンプルな設計ゆえに可能な素早い設営等、
砂漠や雪山をマジで攻める為のヘビーデューティー仕様です。
T2は他テントにはない、空気を入れて徐々に立ち上がってくる楽しさ」
空気を入れるだけの新世代テント」イロモノとしての面白さを謳っています

でも「T2って
結構サバイバル性能が高いのでは?」って気もしています、
と言うのは 上記以外のコピーに
「作業手順が明確なシンプル構造」
そして「エアフレームには強度の高いTPU素材を使用」と書かれており、
前者から「荒天時でも速やかに設営でき、シンプル故に壊れにくい」ですし
後者も「フレームが折れる事はないし、素材的に破裂もし難い」と取れば
かなりの風雨にさらされても耐えられそうに思えるからななんですね。
またアウターが単なるフライではなく 底があるシングルウォールテント状で
その中にメッシュインナーを吊り下げる構造なので 2重底となりますから、
地面からの水の浸透にも大きなアドバンテージが有ると思われます。

でも本来
僕はカヤックキャンパー(の積り)ですから その視点から考えると
砂浜でペグが全然効かない時にも何とかなる自立式テントこそが必要で、
非自立式でもあり、天井も高くないT2は 別に欲しい訳では無かったんですね。
でも酔っ払っていたんでしょうね~つい「とりあえず5千円でポチッとこうか」
「コレ未使用品って事だし、実売の1/3足らずじゃあ落ちゃあせんっしょ」と
冷やかし入札の積りだったのですが…
「おめでとうございます!!あなたが落札しました。」ですって あれま。

12月24日に現品到着、まあXmasプレゼント ToMeで良いか的なノリです。
週末の27日に、ソレをまた例によって庭に持ち出して チェックです。
まず日の有る内に設営してみます、確かに設営は本当に早く出来ます。
ただし
本体に「ピンっ」と美しくテンションが掛かりません、何故?と見てみると、
「エアフレームと、フライを繋げるベルクロが5ケ所しかない」為と
「エアフレームを構成するチューブを内蔵する袋状のカバーの縫製がアバウトで
 片側のチューブが引っ張り上げられて カバーの底までチューブが届いておらず
 押さえが利かない分、その側が微妙に傾いてしまう為」の様です。

その緩みっぷりたるや、弛んだフライがインナーメッシュと触れてしまう程で、
これでは一定以上結露すると インナーがかなり濡れてしまう恐れがありました。

前者の問題は、短い後ろチューブでは無視できるレベルなのですが、
長い前チューブで夜露死苦ない感じです。
ベルクロを2ケ所位 縫い付けてやって増設すれば解決するのでしょうが
僕も僕の家族にも、裁縫スキルが無いものですから泣くしかないです うわあん。
後者は カバー下端の隙間に、硬質ウレタンを仕込む事で若干の改善を見ました。
更に ガイラインを前方に2本張る事で 本体部分にソコソコの張りを生み出せ、
インナーとフライの接触も解消できたので まあヨシとします。
でも毎回必ずガイラインを張る必要があるなら
結局、普通のドーム型と
同じ位の
設営時間が掛かってしまいますから「素早く設営できる」点について
アドバンテージは無くなってしまうのですが。
でも話を聞くと ポップアップ型テントなんかも「とりあえずの設営」は秒速でも
風が吹いても安心な形にまでセッティングすれば、結局 出来の良いドーム型と
大差ない時間が掛かっちゃうとの事ですから、まあそんなモノなのでしょうか。
あと やはり4.5kgは重いです、空調機能が良好で結露が酷くなければ、
冬にはインナーを外してしまって シングルウォールものとして使うのも良さそう。
じゃあ夏の使い勝手はどうだろう?ですが、そもそもフライ自体が無いので
「フライの裾」は当然無い訳ですから 下方からの温度の低い外気の導入は
トンネル出入り口からしか望めない上に、 反対側の開口部が小さ目な事から、
空気の抜けは甘そうですから、夏時期には使い方が難しい商品っぽく思えます。

良い点にも触れましょう、まず地面からほぼ直角に立ち上がる幕体の恩恵で
室内高は数字以上に高く感じられますし、その結果 結構広く感じられます。
あとT2にはフロア付き前室が有りまして、これが思ったより便利です、
ワンポール物と同じく、靴を履く等の動作時に腰を伸ばせるので助かりました。
更にポールを使うと 前室部分を グランドシート付き
タープとして使える為
雨天の時など ちょっとした調理に便利そうで、これはなかなか素敵です。
ただタープにもなる入口カバーは、両サイドのジッパーで戸締りするのですが
その下端は、それと接するアウター部分と若干オーバーラップしているだけです。
強く風が吹くと捲れちゃって、吹き込んで来そうなので不安なんですよね、
ここはベルクロか何かで 止められる様にしておいて欲しかったなあ です。
これは強力両面テープでベルクロを3ケ所 後付けしようと思っています。

まあこんなで、何かの縁でウチに来てくれたこのテント。
今回は設営しただけなので、実際の使い勝手については
10~12日の3連休にでも 庭キャンをして、確認してみるとします。

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