この冬はここまで「異常?」って位の暖冬でした。
去年の11月の最終日曜に沖浦でキャンプした時の最低気温なんて
6月上旬並みの15度でしたモンね。
でもやはり帳尻は合うモノですね、30日の金曜日の未明に霙が降ってから
ガッツリ寒くなって、最低気温が0℃前後の日々が続いています。
そんなで今回こそ低温キャンプチャレンジです。
予想最低気温が-3℃の今年一番の冷え込みに
最低気温0℃までは耐えられた先週の装備で間尺が合うかを検証しました。
テントはこれまたNewテントで、キャプテンスタッグの「リベロツーリング」です。
どんだけ買うたら気がすむねん 体はヒトツやで ですが、一応言い訳を。
カヤックキャンプしか しない僕ならば 設営場所は大概砂浜ですから
非自立式のテントでも問題なく立てられるのですが、
最近Myブームのスクーターキャンプまで考えると、取ったプランによっては
泊地の設定が 道の駅等の舗装された=ペグの利かない場所でしか選べない
そんなケースも十分に有り得ます。
すると初見であったり、Web等で十分に情報を集められなかった場所を
泊地に選んだ場合は無難に自立式を携行したい訳です。
そして今唯一手持ちの自立式であるバンドックソロは中々高性能なのですが
荷物の少ない夏場は無問題でも、ウェア等で荷物が増える時期になると、
長辺は兎も角 あまりにも幅が狭くて、どうにも窮屈で辛かったんですね。
そんなで「もう一回り大きな自立式テント」として購入に至った訳です。
ちなみに これでウチのテントは以下も合わせて5張りになりました
・バンドッグソロ:最軽量&夏に必要なフルメッシュの自立式。
・mini 200:腰が楽なワンポール、広々テントで快適キャンプがしたい時用。
・5人用のファミキャンテント:災害時の防災テントのつもり。
・T2-192:イロモノ … やっぱりこれが味噌っ粕な様ですね …
流石に買いすぎやで お蔵入りちゃうん?と自分でも呆れておりまする。
さてこのリベロ、フライにベンチも付いており、インナー上部メッシュも大き目で、
フライとインナーの間隔も広い=空気抜けが良好な様ですから
結露性能もソコソコ高いのじゃないかなと期待しています。
ただドアの設計がイマイチ甘くて使い勝手が悪い様に思えます。
僕の初代テントであるバンドックツーリングのドアの構造は、
埋め込みメッシュを、ファブリックで覆い、ジッパーで留めている形だったので
風を通したい時には、覆いをジッパーで開放すれば良いだけでしたが、
リベロはメッシュとファブリックの2重ドアなので 出入りの際に
あらかじめ外側のメッシュドアをロールダウンしておくか
いちいちドアを2つともジッパーで開けなくちゃ で、意外とこれが面倒です。
さらにドア形状がD型でなく山型なので、ジッパーの下げが十分でないと
足が引っかかり(特に寝ぼけていると)出入りが微妙に危険です。
まあでも逆に言えば、これ以外は文句が無いので 後は性能の確認です。
今回の装備も基本的には前回とほぼ同じで 下から
グランドシート→テント→フォームマット→銀ペラ→エアマット→シュラフとし、
シュラフの中は外から 銀ペラ→カッパの上着(新規)→フリース毛布(新規)
→化繊綿のキルティングパーカー→ダウンベスト→ヒートテックシャツで、
下はヒートテック股引(新規)→フリースズボンと、厚手フリースソックス、
このような形の装備です。
フリース毛布と股引は追加装備、カッパはシュラフ内の結露対策です。
いつもの様に 日の有る内にテントを設営します、少し日が長くなりましたね。
組み立ては至って簡単、スリーブ部分の縫製が善くって気分良いです。
ポールの接合部が少し渋いので シリコングリスを塗布しておきました。
リッジポールが無いため組み立ては早いのですが、
しかも単なるクロスフレームで、魚座型フレームではないですから
ヒサシ部分らしき出っ張りが浅く、その点で雨が降ったら鬱陶しいかも です。
バンドックソロよりは遥かに大きいですし、バンドックツーリングと比べても
インナーの全幅、全高共に20cm大きく、またウォールの立上げも急な為
バンドックツーリングでは 結露したインナーのウォールに頭や足が当たって
不愉快だった点が免じられているトコロは評価できます。
ファブリックのインナーなので、隙間風的な寒さは皆無です。
トイレに立った3時過ぎに目覚めましたが 結局それ以外は朝まで爆睡でした。
翌朝気温推移を見てみると 結構寒かったのですが 結果は上々です。
フライの内面とインナー外壁は ベンチ開口部付近のみの結露だったので
地面からベンチ開口部への湿気の抜けは良好なようです。
ただフルメッシュインナーでない為、インナーは内壁全体がビショでした、
フライの外面に朝露は降りていませんでしたから、排気が甘いようです、
この対策としては 真冬でもドアはメッシュドアにして使う事でしょうかねえ。
フルメッシュのバンドックソロで、フライをキッチリ下まで引き降ろしておけば、
寒さによる辛さは、ほぼ無視できる事は確認済みとは言うものの…
なにやら折角そこにあるファブリックドアを外すのは 心理的に抵抗がありますが。
撤収については 時間も短くて済み 全体としてソツなくまとまったテントと言えます。
なおシュラフ内での結露によるナイトウェアの濡れ防止にカッパを着てみましたが
これはあまり役に立たなかったなあです、防寒には一役買ったかも?ですが。
肩甲骨周りはドライだったのですがパーカーの腰周りが濡れてしまっていました。
更にその内側に仕込んだベストは乾いていた事からパーカーを濡らしたのは
内部からの汗ではなく、外からの結露だったと思われますから。
おそらく各種テントの今後の使い分けは
「夏季と雨天時はバンドックソロ」「夏以外のメインはリベロ」
「強風が濃厚ならT2」「冬本番や、腰の調子が悪い時はmini200」かな?
…ところでコレを書いていて何故かサンダーバード2号を思い出しました。
ところで友達が新幹線を使ってTDRに遊びに行くと聞いたので それなら と、
東京駅の総本家千疋屋さんでマンゴープリン、イチゴプリン、苺オムレットを
買ってきてくださいな とお願いしておりましてですね、
31日の土曜日に「帰ってきたよ~」と連絡を頂き、頂戴にあがりました。
写真はコレ ↓ いやー旨かった!!これって取り寄せが利かないんですよね
これまでイチゴプリン以外は食べた事がなくって楽しみにしていたのですが
イヤイヤ どれもこれも風味絶佳!口福を呼ぶ一品ですねえ…。
そして「一流の店って気配りが違うなあ~」と感心させられたのが
右の写真の 賞味期限表示 兼 蓋留めのシールの扱いです、
コレを剥がすのって結構てこずりません?斜めに破れたりして。
で、赤い丸の中を御覧下さい、ドッグイヤーに折ってあるんですよね、
ちっさな気配りですが コレ具合良かったんですよぉ。